涙でいっぱいになったペットボトル カンペの手紙

恩に報いて、修羅となる

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原題:涙でいっぱいになったペットボトル カンペの手紙 / 製作:日本(2007年) / 日本公開:2007年9月22日 / 111分 / 制作: / 配給:メディア・ワークス


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1970年代の韓国貧民街でのささやかな親切が、25年後の日本で新たな純愛ドラマを紡ぎだし、やがて運命の糸に操られるように、哀しい結末へと導かれていく。プロデューサーは山本芳久。幼い頃、韓国の貧民街で生まれ育ったシングァンは病床の父を抱え、食事すらままならない生活を送っていた。そこでは生きることだけが全てでしかない。そんな中、ただ1人やさしくしてくれたユンジャおばさん。父の死後、母親を探して渡った日本で、シングァンは田内慎二と名乗り、アンダーグラウンドな闇社会の住人となっていた。金と力を手に入れたシングァンは、癌に冒され死を待つユンジャおばさんの為、どこかにいるはずの生き別れた娘・ミンジュを探し出すのだが…。

★スタッフ
監督:辻裕之
脚本:大学中庸、白土勉
撮影:満井担彦
音楽:遠藤浩二

★キャスト
大沢樹生、相田翔子、小林正寛、金嬉老、西興一朗、井田國彦、児島美ゆき、新井康弘、倉石功

★『涙でいっぱいになったペットボトル カンペの手紙』の評価

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フルムビバース独自ランク
C(ニッチな佳作)

★『涙でいっぱいになったペットボトル カンペの手紙』の感想

●FILMAGA 
冒頭のシーンで、てっきり韓国映画だと思っていたら、邦画だった。大人になった大沢樹生は日本でヤクザにのし上がる。優しくしてくたオバちゃんはガンで死んでしまうワケですが…オバさんの遺言が「娘を頼む」でした。必死に探し当てた娘・相田翔子は日本で金使いの荒いキャバ嬢となってました。オバちゃんに深い恩義を感じてる大沢樹生は相田翔子に仕事をやめさせ、不自由ないようにとにかく金を与えまくる。不可解なほどに金を与えまくる。
●シネマトゥデイ
気になる一言は、何度か登場する韓国語。「シクサハセヨ」。日本語では「ご飯食べなさいよ」と訳されていた。調べてみると「食事をとってくださいね」ともう少し優しい意味らしい。元Wink・相田翔子さんの韓国語の上手さと、何度も口にする「私としたい?」も妙に可笑しかった。変なバランスの作品なので、そのみょうちくりんな気まずさも含めていかにして好き勝手に楽しめるかがカギになってくるのは言うまでもないだろう。ノリである。
●BILIBILI
さっぱりよくわからないタイトルだと思う。涙でペットボトルをいっぱいにするって、どの大きさ? 500mlくらいなら結構ためられるんじゃないのかな。それでもこの作品は真面目なのである。といっても涙収集コレクターをしているわけではない。だからあまり気にしないのがいいのだが、この作品の無理やりなツッコミポイントは韓国になっているところである。これがまたかなりの無理があるポイントになってしまっているので、また困惑ばかりで…。
●DAILYMOTION
「カンペ」というのはヤクザという意味なのか。だったらバイオレンス系というべきか。そんな風に見えないかもしれないし、ましてや韓国という舞台でも厳しいのに、この挑戦に向き合ったのも凄いところである。相田翔子が脱ぐシーンがありますが、それも巧みな映像テクニックでかわされるので困ったものです。明らかに韓国を勘違いしているし、それと日本との絡みも全くと言っていいほど、空振りしているのだが、雰囲気だけは決めている。