カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞
弱者に厳しいイギリスの社会の仕組みに振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿を描いたドラマ。製作総指揮はパスカル・コーシュトゥー、グレゴワール・ソルラ、バンサン・マラバル。イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、自分には理解も難しい複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいた。このままでは何もサポートもなく、孤立無援になってしまう。一方でシングルマザーのケイティと2人の子どもの家族を助けたことから、ケイティの家族と絆を意外な形で深めていくダニエル。しかし、そんなダニエルとケイティたちは、弱者にひたすら厳しい現実によって追い詰められていく。
原題:I, Daniel Blake / 製作:イギリス・フランス・ベルギー(2016年) / 日本公開:2017年3月18日 / 100分 / 制作:Sixteen Films / 配給:ロングライド / 製作費: / 興行収入:1200万ドル
(C)Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016
※All Legal VoD.
▼『わたしは、ダニエル・ブレイク』の無料動画を見る方法
2. 動画リンクを Check !
いろいろな悩みを抱えながら自分の生き方を模索して必死に暮らしていこうとするヒューマンドラマはそれだけで見ごたえがあります。そんな社会派のドラマチックな映画をフル動画でお得に観るなら、動画配信サービスを利用しましょう。ネット配信はマイナー作品をさえもしっかり揃えているのが嬉しいポイント。レンタル店でDVDを借りるのもいいですが、それだと探すのに苦労する映画もあります。気軽に好きなように視聴できる便利さが利点です。
「有料でしょう?」と諦め半分で失望するのは早いです。無料お試し可能なインセンティブ施策が用意済み。たいして難しい計算ではないですが、劇場の映画代は1700円~1800円、高いとそれ以上します。でもVODはその1回分の料金で映画を無数に見られるのです。最高ではないでしょうか。「冒頭の数分だけしか無料じゃないのでは?」なんていう半信半疑はノープロブレム。ちゃんとフル動画で、最初から最後まで一切のカットのない正真正銘のフルバージョンを配信しています。
不正な動画ウェブサイトは適法性・実用性の二点で非推奨。最近は悪質化する一方です。サイト閲覧中に危険なプログラムを作動し、ユーザーの使用端末などを妨害したりするクラッシャー系から、手当たり次第に邪魔な広告を流すものまで、何のメリットも欠片もない鬱陶しさで、関わりたくない酷さです。ブラウザの危険防止機能やアンチウィルスソフトのサポートだけでは防ぎきれないリスクもあるので注意です。
まるで目の前に大好物の餌を出された犬のように、飢えていたあなたもこれで映画を観たい欲求が爆発してくるはずです。ところが、各社サービスの配信ラインナップは全て共通ではありません。個別に異なり、なおかつ日々変動していくのでその動向を追いかけるのは地味に大変です。「わたしは、ダニエル・ブレイク」を視聴できるVODはどれなのか気になると思います。こちらのページは各VODの配信状況をできる範囲ではありますが、インフォメーションとして反映させるように掲示しており、更新も行っているので、ヒントにしながら確認作業を円滑に進行させることができます。フルムビバースは氾濫している凡庸な動画リンク掲載サイトではありません。無関係で時間を浪費するだけの誘導行為は行っていません。アカウント登録や作成をしなくても作品配信状況の確認はサイト内でできるので、事前にしっかりタイトル名で検索すると良いです。
「あのサービスに登録はしたはいいんだけどさ、いざアプリで開いたら見たいやつがないの!だから速攻アンインストールした!」そんなお怒りの声もごもっともですが、事前に確認すれば回避できるかもしれません。というのも配信終了日時はアナウンスされている場合があるからです。こちらのサイトではHuluやNetflix、AmazonPrimeの配信スケジュールをまとめているページがあるので参考にできます。「わたしは、ダニエル・ブレイク」を見逃さずに。後悔しないためにも視聴できるときに視聴するのが一番思い残すこともない安全策です。
公明正大を第一にするフルムビバースでは、紹介しているVODも平等です。厳正な取り扱いのもと、法律に従っていますが、なによりも安易に贔屓することはしません。他サイトではいろいろと推奨しつつも結局はひとつのサービスだけをゴリ推すものもありますが、こちらでは絶対にそれはしません。ユーザーが自分の環境や好みに応じて判断するのがベストだと信じており、あくまで支援に徹しています。単純に「わたしは、ダニエル・ブレイク」の配信の有無だけでなく、適度にマッチングするような、あなただけのディープな出会いを届けていきたいと思います。
▼『わたしは、ダニエル・ブレイク』をさらに知る
★スタッフ
監督:ケン・ローチ(関連作品:『ジミー、野を駆ける伝説』)
脚本:ポール・ラバーティ
撮影:ロビー・ライアン
音楽:ジョージ・フェントン
★キャスト
デイブ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ディラン・フィリップ・マキアナン、ブリアナ・シャン
★『わたしは、ダニエル・ブレイク』の評価
IMDb | RT | META |
---|---|---|
7.9 | 93% | 78 |
映画com | Y! | FM |
4.0 | 4.19 | 4.1 |
フルムビバース独自ランク | ||
S(必見の傑作) |
★『わたしは、ダニエル・ブレイク』の受賞
第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でパルムドールを受賞。
★『わたしは、ダニエル・ブレイク』の感想
自分が困っているのに困っている人を見るとつい手を差し伸べてしまう。まるで、昔の日本映画を見た気分だった。
●荻上チキ(評論家・ラジオパーソナリティ)
イギリスだろうと、日本だろうと、いつもダニエルは僕らの隣にいる。ただ、僕らがまだ名前を尋ねていないだけだ。
●無料ホームシアター
もちろんこれは外国の話です。でもなぜこんなにも共感してしまうのでしょうか。それはきっとどんな国にもある普遍的なテーマだからなのか。貧困は誰だって望んだものではないし、辛いのは当たり前。そういう社会の闇が増してくると、人は互いに争い合うようになります。それでもこの映画はそんな今の世相に対して「助け合い」の大切さを投げかける。当然のことのように思えてもそれを実行できない社会が多すぎる。主人公の叫びを聞くべきなのです。
●シネマトゥデイ
お涙頂戴の映画かと思って少し避けていたが、それを後悔するぐらい素晴らしい映画でした。まず結構コミカルな作風で、主人公が社会の問題に対して不満を言うのもクレーム的ではなくユーモアを交えるので、嫌な気持ちにはなりません。そしてその起こる問題も、対応の遅い行政や、たらい回しにされるお役所的な縦割りなど、日本人でもよく体験することなので思わず「あるある」と頷いてしまいます。まさにみんなの代弁者として応援したくなります。