ありがとう、トニ・エルドマン

世界中の映画祭で絶賛・高評価!

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正反対の性格の父娘が織り成す交流をユーモラスに描き、ドイツで大ヒットを記録したヒューマンドラマ。製作はヤニーネ・ヤツコフスキー、ヨナス・ドルンバッハ、マーレン・アーデ、ミヒェル・メルクト。陽気で悪ふざけが大好きなドイツ人男性ビンフリートは、ルーマニアで暮らす娘イネスとの関係に悩んでいた。当の娘はそんな父を鬱陶しいと思っているようで距離を置きたがる。コンサルタント会社で働くイネスは、会ったとしても仕事の電話ばかりで、まともに会話もできず交流できなかった。これでは率直なコミュニケーションもできない。そこでビンフリートは、ブカレストまでイネスに会いに行くことにする。全くの予期せぬサプライズな登場で、イネスはビンフリートの突然の訪問に戸惑いながらも何とか数日間一緒に過ごし、嵐のごとく現れたビンフリートはドイツへ帰っていったはずだった。しかし、それは終わりではなく、余計にエスカレートする。今度は「トニ・エルドマン」という別人のふりをしたビンフリートがイネスの前に現われて…。

原題:Toni Erdmann(「トニエルドマン」) / 製作:ドイツ・オーストリア(2016年) / 日本公開:2017年6月24日 / 162分 / 制作:Komplizen Film / 配給:ビターズ・エンド

【予告編】映画『ありがとう、トニ・エルドマン』

(C)Komplizen Film


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★スタッフ
監督:マーレン・アーデ(関連作品:『恋愛社会学のススメ』)
脚本:マーレン・アーデ
撮影:パトリック・エッジワース

★キャスト(キャラクター)
ペーター・シモニスチェク(ヴィンフリート/トニ・エルドマン)、サンドラ・フラー(イネス)、ミヒャエル・ビッテンボルン(ヘンネベルク)、トーマス・ロイブル(ゲラルト)、トリスタン・ピュッター(ティム)、ハデビック・ミニス(タチアナ)、ルーシー・ラッセル(ステフ)、イングリッド・ビス(アンカ)、ブラド・イバノフ(イリエスク)、ビクトリア・コチアシュ(フラヴィア)

★『ありがとう、トニ・エルドマン』の評価

IMDbRTMETA
7.593%93
映画comY!FM
3.53.643.8
フルムビバース独自ランク
S(必見の傑作)

★『ありがとう、トニ・エルドマン』の受賞
第69回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。
第89回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネート。

★『ありがとう、トニ・エルドマン』の感想
宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸による痛快な映画評論。

●シネマトゥデイ  
忘れられない映画体験というのがあるとしたら、本作は内容だけでいえばまさしく該当する。明らかに生理的に受け入れられないタイプのトニ・エルドマンを観ていて嫌な気持ちにならないのはきっと、彼の行動がひとつの気持ちに一貫されていたからだと思う。それはやりすぎた過激さかもしれないが、気持ちは純粋だ。独特のユーモアが時にイタすぎて、それが逆に目が離せず、長い映画時間も全く気にならない強烈なインパクトを放っているのだった。
●ユナイテッドシネマ 
これは何の映画だろうかという疑問が最初は頭にあったのですが、それは正解です。そういう謎のまま鑑賞を始めるので良いのです。なぜなら登場人物自体もさっぱり状況を理解できず困惑するだけなのですから。その最たる原因は父親の行動が破天荒すぎること。でも最後は理解できるから不思議。人間性を取り戻せ、本来の自分を取り戻せとばかりにくだらない行動を連発する父親の姿は笑えつつ、ひきつつだけどちょっと心に響くものがあったりします。
●109シネマズ 
162分と長いのに、いっきに見てしまう凄い映画。女性が外国でキャリアウーマンとしてバリバリ働くのはやはり大変。そんな苦難も多いなか、約束もなしに突然遊びに来ちゃった変装好きなお父さん。娘にしたら生活のリズムが崩れ色んなところで歯車が狂い出す。まさに火に油。それが娘への愛でも。けれど、ウザったい時もあるけど、よく理解してくれてるのはやっぱり親なんだよね。そんな愛情を再確認できる良い映画なのでおすすめです。