建築学概論(2012)

男性さえも魅了した、異例の大ヒット韓国映画

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韓国で410万人を動員して記録を塗り替えるほどのヒット作となった恋愛映画。その恋は必ず良い結果につながるとは限らないけど、人生には意味があった。建築家スンミンの前に、大学の初恋の相手だった女性ソヨンが15年ぶりに現れ、家を建ててほしいと頼んだことから始まり、過去と現在を行き来しながら、現在の家を建てる過程と初恋の思い出を回想する構成で描かれる。いつも何かに欠けているような感じで人付き合いに前進できない、建築学科に通う大学1年のスンミンは運命の人に出会ったような気がした。しかし、いろいろと奥手だったため、全くその気持ちを告げることはできない。

原題:建築学概論(Architecture 101) / 製作:韓国(2012年) / 日本公開:2013年5月18日 / 117分 / 制作: / 配給:アットエンタテインメント

映画「建築学概論」予告

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★スタッフ
監督:イ・ヨンジュ(関連作品:『我が心のオルガン』)
脚本:イ・ヨンジュ/キム・ジヘ
撮影:チョ・サンユン
音楽:イ・ジス

★キャスト
オム・テウン、ハン・ガイン、スジ、イ・ジェフン、チョ・ジョンソク

★『建築学概論』の評価

IMDbRTMETA
7.3??%??
映画comY!FM
3.5???3.6
フルムビバース独自ランク
B(ベターな良作)

★『建築学概論』の感想

●映画無料夢心地
韓流映画は女性が観るものというイメージは偏見です。それを教えてくれる映画がこの作品。本国でも男性に非常に受けが良かったというエピソードからわかるように、男性の恋愛心理を巧みに描いたかこのドラマは男ゆえに「そうなんだよ」と手を叩ける話になっています。憧れの女性が気になるも、全く踏み越えられない臆病さ、そしてただ時間だけが過ぎていく。切ない話の中で、友人のコミカルさが清涼剤になっているのも良いです。
●シネマトゥデイ  
プラトニックな恋愛映画としてほぼ完璧。恋は叶わずとも、その経験が知識になり、人を成長させるのでした。あんな恋を応援してくれる友人がいれば心強いですね。この物語の肝はこの友人なんだと思うのです。よくある恋愛よりは友情だみたいなストーリーではないし、決してメインの恋を過小評価するものではありません。それでもこの友人のあっけらかんとした対応が消極的な主人公の影の支えになっているのは言うまでもないでしょう。
●BILIBILI 
違う学部に通うも同じ授業を履修した男女のひととき。淡い思いは押し込め時は過ぎ、数年後、建築家となった男に新築依頼をする女が現れる。現在と回想シーンで展開し、交差するドラマ。派手さはないが随所に散りばめた伏線がいい収まり方をして、幕を閉じる。建築するように恋も積み重ねていく。でも建築物と同じようにそれは古くもなる。そして、また新しい建物を築き上げるのだ。そんなサイクルを考えさせる心に残る素敵な作品です。
●フルムビロマンス 
甘酸っぱい。そんな映画です。この映画の特徴は男性視点のストーリーテリングになっていること。韓国では男性の観客が非常にたくさん押し寄せた共感を呼んだそうですが、それも理解できます。邦画だとひたすら女性にグイグイと攻めていくフィクションな男性が登場する女性視点の恋愛映画が溢れていますが、この韓国映画はしっかり男性の素朴な目線。しかも、出てくる女性も男の理想でもなく、結構リアルなキャラクターなのです。