ベロニカとの記憶 / The Sense of an Ending

青春時代の記憶が呼び覚まされるとき、何が起こるのか

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2011年のブッカー賞を受賞したイングランドの小説家ジュリアン・バーンズの同名小説を原作にしたドラマ。製作総指揮にはベン・ブラウニング、アーロン・ライダー、グレン・バスナー、ミラン・ポペルカなどが名を連ねる。60歳を過ぎ、ひとり静かに引退生活を送るトニーのもとに、ある日、見知らぬ弁護士から手紙が届く。そこに書かれている内容は、じゅうぶん心を揺れ動かすものだった。それによれば、40年前に別れた当時の恋人ベロニカの母親だという女性が、トニーに日記を遺しているという。一体なぜそんなものを私に残すのだろうか。思いもよらない遺品から、トニーは長い間忘れていた青春時代の記憶が呼び覚まされていき、若くして自殺した親友や初恋にまつわる真実をひも解いていく。

原題:The Sense of an Ending(「ザ・センス・オブ・アン・エンディング」) / イギリス(2017年) / 日本公開:2018年1月20日 / 108分 / 制作:BBC Films / 配給:ロングライド

The Sense of an Ending Official Trailer 1 (2017) – Michelle Dockery Movie

(C)2016 UPSTREAM DISTRIBUTION, LLC


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こんな嫌な経験はないでしょうか。動画再生途中にいきなり広告画面に変わってしまい、それが終わるまでは見たくもない宣伝を見せられるという強制アド・プレゼンテーション。VODならばこのような映画鑑賞を妨害するだけの嫌がらせのようなことはありません。フルムビバースは健全な鑑賞環境を提供しているものを厳選し、「ベロニカとの記憶」視聴を妨げません。ひと目でわかる違いがあると実感できるでしょう。スマホからこのページを閲覧しても広告量がゼロに近いほど少ないということを。画面を埋め尽くす広告などは皆無なので不快指数は最小限のフレンドリーなサイトです。

無料の範囲はどこまで?
「無料」という言葉は魅惑的ですが、でもどこまでが無料なのか。「ベロニカとの記憶」は? ネットに不慣れな人ほど難しく考えますが、実際はシンプル明快。商品のお試しセットが届けられるようなものです。具体的には一定期間は無料です。ではどれが見られるのか。それがサービスごとに異なります。ここは重要です。確認をしないといけません。見放題であれば全部見れますが、そうでないタイプのサービスならば登録時に入手できるポイントの範囲内で視聴作品を決めないとダメです。「これなら2作品見れるな…」と自分のお目当てを狙い撃ちです。

10回でも100回でも
映画を何回も観たいと思ったことはありませんか?「ベロニカとの記憶」を何度も見るなんてモノ好きだと言うのですか? そんなことを言ったらファンに首を絞められてしまいますよ。動画を何度も見て自分の愛をエネルギーに変えてひたすらにLOVEを捧げる。それがファンダムの人たちが行う儀式みたいなものです。しかし、映画館でそれをするのはさすがにキツイ。それもわかる。そこでVOD。最も複数鑑賞がラクな手段であり、2回見ようが10回見ようが無料で追加料金はないので、この動画無限パラダイスで羽を伸ばしましょう。

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▼『ベロニカとの記憶』をさらに知る

★スタッフ
監督:リテーシュ・バトラ(関連作品:『夜が明けるまで』)
脚本:ニック・ペイン
撮影:クリストファー・ロス
音楽:マックス・リヒター

★キャスト(キャラクター)
ジム・ブロードベント(トニー・ウェブスター)、シャーロット・ランプリング(ベロニカ・フォード)、ミシェル・ドッカリー(スージー・ウェブスター)、ハリエット・ウォルター(マーガレット・ウェブスター)、エミリー・モーティマー(セーラ・フォード)、ビリー・ハウル(若き日のトニー)、ジョー・アルウィン(エンドリアン・フィン)、フレイア・メイバー(若き日のベロニカ)、マシュー・グード

★『ベロニカとの記憶』の評価

IMDbRTMETA
6.373%61
映画comY!FM
3.53.633.6
フルムビバース独自ランク
B(ベターな良作)

★『ベロニカとの記憶』の感想

●シネマトゥデイ  
回想と現実が頻繁に交差する展開が多く、一度見ただけでは理解が追い付かないかもしれないが、そこは何度でも繰り返し視聴することで見えてくる味があるので、面白さでもある。リテーシュ・バトラ監督特有の人間観察眼はいつもどおり発揮されており、温かくもどこかユーモラスに人の心をつかんで離さない。シャーロット・ランプリングの圧倒的な演技力といい、役者の持ち味を活かすのも非常に上手いし、丁寧は作品作りがとても好印象を与える。
●TOHOシネマズ  
自分にとって良い記憶は、40年経っても綺麗に覚えていて、都合の悪い記憶は、脚色をしながら朧げにしていく。思い出したくなかったことを、思い出させてくれる映画でもあるかもしれません。こうした体験はおそらく年齢に限らず、誰でもあるし、いわゆる過去の美化は人間がついやってしまうクセなのでしょう。人間の記憶も曖昧なもので生き残った者が都合よく物語を塗り替えるのは、歴史でも個人でも繰り返されてきたことなのだから。
●DAILYMOTION  
ジュリアン・バーンズ、土屋政雄訳「終わりの感覚」の映画化であり、よくぞこの作品を選んでくれましたと楽しみにしてました。原作の持ち味そのままの映像化で嬉しい仕上がり。映画では、娘の出産や止まってしまった腕時計を上手に使ってノスタルジーより、リアルの大切さを印象深く観客に伝えていていたりとアレンジもプラスに。あらためて脚色の偉大さを大いに納得。ただ、邦画タイトルも原作通りにしてほしかったなというのは正直な気持ち。