大日本帝国(1982)

日本の戦争の記憶を忘れない

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日本軍の南方戦線を舞台に過酷な運命に翻弄される若者たちの姿を綴った、「第1部・シンガポールへの道」「第2部・愛は波濤をこえて」の二部構成からなる戦争巨編。昭和16年から20年にかけての南方戦線を軸に日本人にとって戦争とは何か、人々はどう生きたかを史実に基づいて描いた一大戦争巨編。監督補佐は馬場昭格、助監督は蔦林淳望。当時ABCD包囲網によって窮地に立たされた日本政府は、さまざまな課題に直面し、対立するアメリカとの和解を模索していたが、対米開戦を強く主張する陸軍を中心とした勢力に屈し、近衛内閣は圧力に押されるかたちで総辞職した。そこで強硬派の急先鋒である陸軍大臣東條英機をあえて首相に任命した昭和天皇は、そのうえで対米開戦を回避するべく苦肉の策として指示した。これに最初は応えていた東條首相だったが、いずれ国内の強硬派を抑えきれなくなると読んでいたアメリカは揺れ動く日本を挑発する。そしてついに、海軍による真珠湾攻撃を天皇は了承してしまい、太平洋戦争は開戦した。

原題:大日本帝国 / 製作:日本(1982年) / 日本公開:1982年8月7日 / 180分 / 制作:東映東京 / 配給:東映 / 製作費: / 興行収入:14億円

大日本帝国(プレビュー)

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情報の充実度はピカイチ
フルムビバースは企業の枠を超えた総合集約的なデータベースなので、細かい情報がズラリと揃っています。主要制作スタッフやキャストの情報がわかるのは当然として、インタビュー抜粋やトリビア、ラジオなどの批評、感想など映画をさらに知り尽くすためのアシスタント・インフォメーションがいっぱい。予告動画を視聴して内容を探ってみるのも良し。批評家サイトの評価判断で参考にしてみるのも良し。「舛田利雄」監督作を調べるも良し。レビューの評価得点を参考にするのも良し。感想コメントから期待を膨らますのも良しです。

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SNSで映画を語ろう
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▼『大日本帝国』をさらに知る

★スタッフ
監督:舛田利雄
脚本:笠原和夫
撮影:飯村雅彦
音楽:山本直純

★キャスト
三浦友和、あおい輝彦、関根恵子、篠田三郎、夏目雅子、佳那晃子、丹波哲郎、若山富三郎、西郷輝彦、仲谷昇

★『大日本帝国』の評価

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映画comY!FM
?????3.5
フルムビバース独自ランク
C(ニッチな佳作)

★『大日本帝国』の感想

●FILMAGA
これほど日本人の魂を揺さぶる映画があっただろうか。戦争はなぜ起こったのか、その事実は歴史の教科書のように1ページ程度で語られるようなことではない。当然なのだが、しかし、実際の私たちは平和を叫ぶくせに戦争が起こった経緯をよく知っていません。この映画はそんな無知の私たち日本人に過酷な過去を突きつける作品です。だから見れば嫌な気持ちになるかもしれません。でも、これが歴史なのです。それを避けることはできません。
●BILIBILI 
この映画を監督した舛田利雄は「”大日本帝国”は保守系の人達からは左寄り映画と言われ、左翼系の人達からは右寄り映画と言われる」とコメントしています。なぜ双方から嫌われるのか。それはきっと自分の頭の中にある「都合のいい」歴史とは食い違っているからでしょう。「戦争の是非や歴史認識はともかく、戦争を指導した最高指導者の責任を明確に描く」というスタイルは舛田監督の戦争映画に共通しています。とにかく観てください。
●MOVIX 
第二次世界大戦下、日本が描かれるかなりストレートな反戦映画。石原莞爾や東条英機、昭和天皇も登場するけれど、それぞれの事情を描き、絵に描いた悪人として描かれるのはアメリカ兵のみという超日本人目線。真珠湾攻撃まで描写した大東亜戦争の最中に生きた日本人のドラマを180分に渡って丁寧に描いているので、純粋な歴史ものとしても興味深い。Wikipediaでいろいろ調べながら視聴するとか、下調べや事後学習もするとよいかもしれない。