15時17分、パリ行き

イーストウッド監督作、前代未聞の本人主演ドラマ

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巨匠クリント・イーストウッドが、2015年にヨーロッパで起こった無差別テロ「タリス銃乱射事件」で現場に居合わせ、犯人を取り押さえた3人の若者を主役に、事件に至るまでの彼らの半生を、プロの俳優ではなく本人たちを主演に起用して描いたドラマ。製作はクリント・イーストウッド、ティム・ムーア、クリスティーナ・リベラ、ジェシカ・マイヤー。2015年8月21日、オランダのアムステルダムからフランスのパリへ向かう高速列車タリスの中で、銃で武装したイスラム過激派の男が無差別殺傷を起こそうとしていた。それはまさに惨劇が起ころうとする瞬間。しかし、その列車にたまたま乗り合わせていた名もなき一般人が事態を変えていく。米空軍兵のスペンサー・ストーンとオレゴン州兵のアレク・スカラトス、そして2人の友人である青年アンソニー・サドラーが男を取り押さえ、未曾有の惨事をギリギリで防ぐことに成功する。

原題:The 15:17 to Paris / 製作:アメリカ(2018年) / 日本公開:2018年3月1日 / 94分 / 制作:Warner Bros. Pictures / 配給:ワーナー・ブラザース

映画『15時17分、パリ行き』本予告【HD】2018年3月1日(木)公開
Go Behind the Scenes of The 15:17 to Paris (2018)

(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


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★スタッフ
監督:クリント・イーストウッド(関連作品:『ハドソン川の奇跡』)
脚本:ドロシー・ブリスカル
撮影:トム・スターン
音楽:クリスチャン・ジェイコブ

★キャスト(キャラクター)
アンソニー・サドラー(アンソニー・サドラー)、アレク・スカラトス(アレク・スカラトス)、スペンサー・ストーン(スペンサー・ストーン)、ジェナ・フィッシャー、ジュディ・グリア、レイ・コラサニ、P・J・バーン、トニー・ヘイル、トーマス・レノン、ポール=ミケル・ウィリアムズ、ブライス・ゲイザー、ウィリアム・ジェニングス

★『15時17分、パリ行き』の評価

IMDbRTMETA
5.025%45
映画comY!FM
3.43.543.6
フルムビバース独自ランク
C(ニッチな佳作)

★『15時17分、パリ行き』の感想
・宇多丸:週刊映画時評 ムービーウォッチメン
 ↑映画を愛するラッパー宇多丸の痛快な映画評論。

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テロ事件を描く映画だと思っていると痛い目を見る。これはテロが起こる過程とその顛末を克明に描いた作品ではない。その当事者となったテロに立ち向かった3人の人間たちがここに到達するまでの半生を描いた人間ドラマがメインとなっている。であるからして、犯人がなぜ犯行に至ったのかや、事件の全容などは全く明かされない。そんなものはネットで調べられるだろうと言わんばかりのイーストウッドらしい大胆な省略。確かにものすごい映画だ。
●シネマトゥデイ 
最近は名作を飛ばし続けるクリント・イーストウッド監督。もはやこの巨匠の手にかかれば常に安定した名作を生み出す、そう思っていた観客や批評家を嘲笑うかのようなまさかの銃弾を撃ち込んできた。この映画を観終えた瞬間、そうくるかのかと誰もが思ったはず。これはハリウッド的なエンタメに毒されている私たちへの警鐘なのかもしれない。もうそういうのはいいだろう、そんなイーストウッドの声が聞こえてきそうだ。これは見てみるべきである。
●イオンシネマ 
実話に基づいたドキュメントなのだけど、当事者の3人が主演というのが前情報では話題になっていました。しかし、いざ公開されてみるとその主演がどうこうという問題以上の内容に各地で衝撃の声。良しと絶賛する人もいれば、これはイーストウッド史上最低の映画だと叫ぶ人も。その理由は鑑賞すればわかると思います。今回は異色作だという言葉で片づけていいのか、それともこれも監督の明確な狙いがあるのか、考え出すと夜も眠れません。