ハウス・ジャック・ビルト

カンヌで退席する人が続出した問題作

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鬼才ラース・フォン・トリアーが、理性と狂気をあわせ持つシリアルキラーの内なる葛藤と欲望を過激描写の連続で描いたサイコスリラー。製作総指揮にはトマス・エスキルソン、トーマス・ガメルトフト、レオニド・オガレフ、ペーター・オールベック・イェンセンなどが名を連ねる。カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で上映された際はあまりの過激さに賛否両論を巻き起こし、アメリカではその内容に困った結果、修正版のみ正式上映が許可されるなど場外でとんでもない物議を醸した。日本では無修正完全ノーカット版をR18+指定で上映。1970年代、ワシントン州。そこにいた人間が最悪の始まりだった。建築家を夢見るハンサムな独身の技師ジャックは、ある出来事をきっかけに、おかしな方向へと突き進む。アートを創作するかのように殺人を繰り返すようになり、それは止めるという手段も失い、暴走していく。そんな彼が「ジャックの家」を建てるまでの12年間のおぞましい軌跡を、5つのエピソードを通して目を背けたくなる映像と共に描き出す。

原題:The House That Jack Built(「ザ・ハウス・ザット・ジャック・ビルト」「ハウスジャックビルト」) / 製作:デンマーク・フランス・ドイツ・スウェーデン(2018年) / 日本公開:2019年6月14日 / 152分 / 制作: / 配給:クロックワークス 

『ハウス・ジャック・ビルト』予告編 6/14(金)公開!

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表現規制を避けるなら
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★スタッフ
監督:ラース・フォン・トリアー(関連作品:『ニンフォマニアック Vol.1』)
撮影:マヌエル・アルベルト・クラロ

★キャスト(キャラクター)
マット・ディロン(ジャック)、ブルーノ・ガンツ(ヴァージ)、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン・ホーガン、ソフィー・グロベル、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス

★『ハウス・ジャック・ビルト』の評価

IMDbRTMETA
6.957%??
映画comY!FM
?????3.8
フルムビバース独自ランク
B(ベターな良作)

★『ハウス・ジャック・ビルト』の感想

●無料ホームシアター 
凄いものを見てしまった。今すぐ記憶を消し去りたい。これを上映するとか、すでに何かしらの犯罪に該当するのではと心配になってくる。それくらいのヤバい狂気であり、一切の何の安全保障はできない。仮にこれを観ていたことが週にバレてクレイジーなサイコパス扱いされてももう助けることはできない。自業自得である。救いがないのなら、自分で救うしかないし、そこに実現性がないのならば、もはや価値もない。命を無駄に捨てる、それが美学なのか。
●シネマサンシャイン 
カンヌで退席してしまうのも頷けるし、偽りなく、ハッキリ言って頭がオカシイ。連続殺人鬼と強迫障害の組み合わせがユーモアを混じりつつコミカルに観せる部分があるにはあるが、基本的にずっと殺人や遺体のシーンが続くので目に毒。まるで拷問のような映像が続き、それはもうグロい。耐性ない方は避けた方がいいかも、いや避けるべき。逆に勧めるあたりのポイントはひとつしかない。嫌な気分になりたいのなら絶対に観ておくべきだ。吐きたくなる。
●FANDANGONOW 
ここまできたか。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の頃は、まだ、その「鬼才」の半分も見せていなかったが、それはまだ産声をあげたばかりだった。「アンチクライスト」、「イディオッツ」、「ニンフォマニアック」と、クレイジーキラーの姿ははっきり示される。そしてこの完成形。目を覆うようなおぞましい映像が続出していくが、終いには、その過剰なまでに猟奇的なシーンに麻痺してしまい、ラース監督の術中に落ちて、そうやって殺されるのだ。