スタジオジブリの高畑勲が世界を驚愕させた

原題:かぐや姫の物語(The Tale of the Princess Kaguya) / 日本(2013年) / 日本公開:2013年11月23日 / 137分 / 制作:スタジオジブリ / 配給:東宝 / 製作費: / 興行収入:24.7億円
(C)2013 畑事務所・GNDHDDTK
▼『かぐや姫の物語』の無料動画を見る方法
2. 動画リンクを Check !
世界的名作もここに!
圧倒的な技術でアニメーションによって世界を魅了した作品はそれだけの見ごたえがあります。そんなドラマチックな映画をお得に見たいときは、動画配信サービスを上手く活用できないか検討してみましょう。ネット配信は便利であり、役に立ちますがどうしても後回しになって損しがち。レンタル店でDVDを借りたあとに配信に気づいてしまう人も結構います。そんな困ったことにならないためにも、事前にしっかり下調べをしておくのが吉です。朝倉あき出演のアニメーション映画「かぐや姫の物語」動画へ直送。
「無料」は手が届くのか?
美しい映像に酔いしれることができる「かぐや姫の物語」は確かに一度は見てみたいものです。でもサブスクリプションサービスは観れるのでしょうか。これには多くで無料期間があったりするので、上手くいくと無料動画になると思えるでしょう。しかし、配信されていないならそもそも元も子もないものです。高畑勲監督の「かぐや姫の物語」も探してみないと始まりません。
「かぐや姫の物語」はどこ?
アニメーション映画「かぐや姫の物語」を観るなら配信場所を見つけないといけません。けれどもこれは厄介で多くのオンライン動画配信サービスがあるので混乱しやすいものです。ドラマチックなストーリーが魅力の「かぐや姫の物語」フル動画を視聴できるバッチリなビデオオンデマンドサービスであるVODはどれか。ここでは発見されればアイコンで整理しています。スタジオジブリ作品は配信が基本的にないものなので扱いは期待できないかもしれません。アニメ映画「かぐや姫の物語」はそれでは観れないのか。それでも幻滅することもないです。観る手段は他にあるものです。例えばDVDやブルーレイがわりとお得な価格で販売されているレンタルショップなどもあるでしょうし、流通量が多い作品は安くなることもあります。ここに掲載されているインフォメーションはあくまで現在のものですので、将来的にどうなるのかということまでは保証することもできません。映画の配信はいつも大きく変化します。
DVDをパソコンで観る?
DVDやブルーレイをパソコンで鑑賞することはできます。デジタル配信だけが見れるというわけではないのです。「かぐや姫の物語」のディスクを持っているなら可能性はあります。しかし、パソコンにディスクプレイヤーがついていないと意味がありません。薄型のPCには搭載されていないことも多いでしょう。外付けのプレイヤーを接続すれば視聴はできます。「かぐや姫の物語」を観るのに知っておきたい知識です。
『かぐや姫の物語』は「Netflix」で見られる?
スタジオジブリ作品である『かぐや姫の物語』はNetflixでは取り扱われません。これは企業側のスタンスであり、そういうものだと受け止めるしかありません。もし配信されているかのような情報を見つけても疑わしいものなので注意をしましょう(ただし海外は例外となってきます)。
『かぐや姫の物語』は「Amazonプライムビデオ」で見られる?
Amazonは見放題にならなくてもディスク販売のマーケットにもなっています。『かぐや姫の物語』でも同じこと。このディスクが不当に高い価格になっているケースもあるかもしれないので、定価を確認しながら購入を判断するといいです。デジタルの取り扱いは期待はできません。
『かぐや姫の物語』でも不正動画はダメ
違法動画を排除する方法はあるのか。『かぐや姫の物語』でも考えないといけませんが、これをウイルスセキュリティソフトやブラウザのプラグインでブロックできるという考え方は甘いです。実際は映画自体の問題ではないのですが、動画を観るという能動的なアクションをともなってしまうのでこういう防御をすり抜けるというパターンも多いのです。『かぐや姫の物語』でも考えるべきなのは違法動画には手を出さないということ。この自分の意思が何よりも大事です。
▼『かぐや姫の物語』無料動画を見る前に
『かぐや姫の物語』のあらすじ
高畑勲監督が『ホーホケキョとなりの山田くん』以来、約14年ぶりに手がけた監督作。日本最古の物語といわれる「竹取物語」を題材に、「罪を犯したために、この地に下ろされた」とされてるかぐや姫の犯した罪、そして、罰とは何かを描き出す。『かぐや姫の物語』のプロデューサーは西村義明。朝倉あき、高良健吾、地井武男、宮本信子、高畑淳子、田畑智子、立川志の輔、上川隆也などが声を彩る。昔、山里に竹を取って暮らす翁と媼がいた。いつも二人で仲良く暮らすのが日々の人生だった。早春のある日、翁は光り輝くタケノコの中から手のひらに収まる大きさの姫を見つけ、その姫を大切に抱えて自宅へ持ち帰る。なぜそんなところにいるのかはわからないが、これはきっと何かの運命に違いない。二人の生活は充実しているとはいえ、小さな命が加わったことは温かい幸せをもたらすものでもあった。不思議な出会いに驚いていたが、それはやはり普通の子ではない。姫はその日のうちに人間サイズの赤子の姿へと変わり、翁と媼によって「天からの授かりもの」としてこの出会いに感謝して育てられる。その子の成長は何よりも幸福を与えてくれる。そして、どんどん立派に成長していく彼女は激動の人生を歩んでいく。
第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。
『かぐや姫の物語』の感想(傑作?駄作?)
E:3.7 | ||
フルムビバース独自ランク | ||
---|---|---|
S(必見の傑作) 「かぐや姫の物語」 |
アニメーションというものを身震いするほどすさまじいと感じたのはこの作品が初めてかもしれない。それくらいこの作品の絵の動きが異常に凄い。これは制作に膨大な時間がかかるのも理解できる。一方で、よくこんな狂ったような企画を実現したなと驚愕である。聞けば、製作現場は滅茶苦茶な大変さだったようで、それも納得だ。しかし、その死に物狂いの結果、生み出された作品がここまでのレベルなら、地獄を通過したかいはあったのではないか。
●『かぐや姫の物語』フルカグヤシネマ:f00343
スタジオジブリの高畑勲監督と言えば、宮崎駿のパートナー的存在であり、スタジオジブリ設立のきっかけになった男である。当然、宮崎駿も一目を置いており、その実力は双璧をなすトップクラスだ。しかし、そのあまりの作品に対する執着的な創作意欲のこだわりからたびたび問題を起こして、現場を困らせる。とくに完成までに時間がかかりすぎるという欠点はずっと頭を悩してきた。この作品もそんな苦労の中、生まれた奇跡の一作なのだ。
●『かぐや姫の物語』フリータケムービー:K-15
この作品の企画は1959年に高畑勲監督が東映動画に入社した当時に考え出した創案にまでさかのぼるというから驚きです。でも、私としては今の時代に作られて良かったなと思います。だってここまでのアニメを作れるなんて凄いでしょう。かぐや姫が絶望の中走り出すシーン。線が綻んでく表現が、もうアニメーションの持つ最大のパワーが全開で、圧巻。どうしてもこの作品を芸術として評価できない日本人が多いのがあまりにも残念でならないです。