ジブリ出身の米林宏昌が描く繊細な少女の成長ドラマ

原題:思い出のマーニー(When Marnie Was There) / 日本(2014年) / 日本公開:2014年7月19日 / 103分 / 制作:スタジオジブリ / 配給:東宝 / 製作費: / 興行収入:35.3億円
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スタジオジブリ作品を探せる?
いろいろな苦悩を抱きながら懸命に生きる人間模様をアニメーションで描いた作品はそれだけで見ごたえがあります。そんなドラマチックな映画をお得に見たいときは、人気も増えている動画配信サービスを利用しましょう。レンタル店でDVDを借りるのでも便利ですが、今ではネット配信はユーザーをたくさん集めている人気ツールです。まずは店に行くのでなく、ウェブサイトにアクセスして配信状況を確認することを先決にしたほうがお得です。高月彩良出演の「思い出のマーニー」動画へ直送。
「無料」を嫌うことはある?
アニメーション映画「思い出のマーニー」もどうぞ。でも無料期間トライアルはイマイチ信用できないと考える人もいるでしょう。確かに無料はさすがに心配になるかもしれません。でもこれは正規の手段で用意されていますので、何かしらのやってはいけないズルということではないのです。安心して映画のフル動画を体験してください。この無料期間はサービスごとに長さが違ってくるものです。サブスクリプションビデオオンデマンドによっては2週間だったり、1カ月だったりするのです。米林宏昌監督の「思い出のマーニー」もアリ。
「思い出のマーニー」はどこ?
スタジオジブリ作品「思い出のマーニー」へGO。ただし、スタジオジブリ作品を扱っている場所はかなり珍しいです。少なくとも見放題になることは現状は厳しいと言えます。有村架純も声で出ている「思い出のマーニー」を視聴できるVODはどれなのかスッキリしたいと思って気になると思いますが、これに関しては限定的になることをご了承ください。もしどうしても見たいときはレンタル店頼みになってしまうかもしれませんが、それもやむを得ないでしょう。松嶋菜々子出演の「思い出のマーニー」は配信が滅多にないので気を付けてくださいとしかここでは言えませんが、もし配信があるならそれは逃がさない方がいいでしょう。ここにアイコンが掲載されていないということは配信が確認できないということです。あくまで更新時点のインフォメーションですが、それを参考にしつつ、最終的な判断をするようにしてください。
解約はできないのか?
解約が不可能ということもありません。「思い出のマーニー」などの映画を鑑賞した後でも好きにサービス利用を停止することはできます。その際はパスワードでアカウント作成したときの情報が必要になるので、必ずメモをしておかないといけません。「思い出のマーニー」鑑賞時に利用して、また後でサービスを再開しなくなっても簡単にできるのでお気軽に退会を実行してください。
『思い出のマーニー』は「Netflix」で見られる?
結論から言ってしまうと『思い出のマーニー』がNetflixで見放題配信されたことはありません。扱われる映画は企業側の方針で決まったりすることもあります。なのでユーザー側が要望しても無理なこともあるのです。こればかりはそういうものだと思って諦めるというのもひとつの手でしょう。
『思い出のマーニー』は「Amazonプライムビデオ」で見られる?
Amazonはいつも便利です。フルマーケットなプラットフォームになりつつあり、手放せない人もいるでしょう。『思い出のマーニー』という有名な映画でも絶対にあると思ってしまいたくなります。こうなってしまうと思い込みが起きるのですが、無いものもあるということも忘れずにおいてください。
『思い出のマーニー』でも不正動画はダメ
アニメ映画『思い出のマーニー』を無料で見ることはなかなかやろうと思っても難しいかもしれません。多くの映画は配信扱いになっていますが、そうではない作品もあります。そうなるとうっかり著作権侵害コンテンツに触れるリスクも上がります。そういうときは不正サイトは一切使わないという精神力が絶対に必要です。『思い出のマーニー』のような映画であればまずはレンタルショップだけで検討する方がいいかもしれません。その方が動画配信サービスを待つよりも100倍は早いです。作品によって臨機応変に対応していくのも賢い手です。
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『思い出のマーニー』のあらすじ
イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソンの児童文学「思い出のマーニー」を、スタジオジブリがアニメーション映画化。物語の舞台を北海道の美しい湿地帯に置き換え、心を閉ざした少女・杏奈が、金髪の少女マーニーと出会って秘密の友だちになり、体験するひと夏の不思議な出来事を描く。『思い出のマーニー』のプロデューサーは西村義明。監督は米林宏昌。高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、大泉洋、森崎博之、戸次重幸、音尾琢真、安田顕、甲斐田裕子、杉咲花、黒木瞳などが声で参加。札幌に暮らす12歳の内気な少女・杏奈は、悪化するぜん息の療養のため、夏の間、田舎の海辺の村に暮らす親戚の家で生活することになる。そこは慣れない新天地で、全く馴染めずに浮いてしまう。しかも、過去のある出来事から心を閉ざしている杏奈は、村の同世代の子どもたちとも真摯に心を通わせるのは無理な話だった。寂しい世界で孤独を味わう中で、心は晴れない。せっかくの都会とは異なる風景も虚しく目に残らず、人生を彷徨っているのを映し出すかのようだった。そんなある日、村の人々が「湿っ地屋敷」と呼び、不気味で近寄らずに、長らく誰も住んでいないという湿原の古い洋風のお屋敷である出会いをする。そこで杏奈は金髪の不思議な少女マーニーと出会い、コミュニケーションをとりながら秘密の友だちになるが…。
第88回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。
『思い出のマーニー』の感想(傑作?駄作?)
E:3.5 | ||
フルムビバース独自ランク | ||
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B(ベターな良作) 「思い出のマーニー」 |
宮崎駿の呪縛から解放されて米林宏昌監督の持ち味が全面に展開された一作になったと思う。なんだかんだいってジブリは宮崎駿の力が強すぎて、他の作家性を殺し過ぎていたのではないか。きっとジブリにも才能ある人は他にたくさんいたのに蓋をされていた。まるでこの映画の主人公である杏奈のように自分を閉じ込めてしまう状態だ。それが金髪の少女マーニーに出会って変わっていくというのは非常に意味深い物語として見ることもできる。
●『思い出のマーニー』フルマーニーシネマ:f00184
人の内面に真摯に向き合った名作でした。アンナの想像であるマーニーとの触れ合いは祖母マーニーに語りかけられていたかずひことの思い出によって構成されていたのだろう。アンナの中性的な様子は彼女自身の性質であると同時に想像の中でもかずひこに重ねられている部分があるし、多元的なキャラの重なりがある。そうしたテーマと合わせて、絵と主題歌も含め様々な要素が世界観をよく作り上げていて、クオリティの高い素晴らしい作品だった。
●『思い出のマーニー』フリーキタムービー:M-20
映画の中の北海道の景色が現実の景色と重なっていく。これは舞台を北海道にしたチョイスが素晴らしいのだと思う。この映画を観に来てくれる「杏奈」や「マーニー」の横に座り、そっと寄りそうような映画を、僕は作りたいと思っています。そう監督は言っていたが、まさにそんな体験が自然とできてしまう。その状態で落ち着けるかどうかはあなたしだい。アイコン的なマーニーの存在は明らかに日本離れしており、上手く際立つ存在になっていたかな。