
原題:最低。 / 日本(2017年) / 日本公開:2017年11月25日 / 121分 / 制作: / 配給:KADOKAWA
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理解しておかないと…
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★配信ログ
- 2020年5月4日時点での『最低。』の動画配信
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『最低。』のあらすじ
人気AV女優の紗倉まなが描くAVで生きる女たち。人気AV女優の紗倉まなによる同名小説を瀬々敬久監督のメガホンにより森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈の共演で映画化。プロデューサーは小林剛、武内健、橋口一成。ラインプロデューサーは大原盛雄。忍成修吾、森岡龍、斉藤陽一郎、江口のりこ、渡辺真起子(泉美)、根岸季衣(知恵)、高岡早紀(孝子)などが共演する。平凡な日常に耐えきれず、未知の新しい扉を思い切って開く34歳の主婦・橋本美穂。気まずい歪な関係を抱える家族たちから逃げるように上京し、AV女優として体を使いながら多忙な毎日を過ごす25歳の彩乃。奔放な母親に振り回されながらも、絵を描いている時だけは閉じ込められた心を解放して自由になれる17歳の女子高生・本間あやこ。境遇も年齢も性格もバラバラながら、それぞれアダルト業界と関わりを持つという共通点のある社会の中で自分の性と生きている3人の女たち。この同じ世界でうっすらとつながりを共有するなかで、ある出来事をきっかけに彼女たちの運命が小さな揺れから大きく揺れへと動き始める。物語の結末は『最低。』の無料動画からぜひどうぞ。
『最低。』の感想(傑作?駄作?)
フルムビバース独自ランク | ||
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B(ベターな良作) 「最低。」 |
(C)2017 KADOKAWA
本当にR15で良いのかというくらい過激なラブシーンのある映画でしたが、不思議とあまりいやらしさを感じませんでした。いやらしさと言うよりも非日常的な描写として、女性達の感情を描いている映像だと思いました。性描写もたくさん出てくるし、フィニッシュを何度も見せられる。しかし、不思議と、体や絡みなどに露骨な部分よりも女性の表情に目がいって、複雑な感情を察することができる不思議な体験でした。とても切ない映画です。
●『最低。』シネマトゥデイ
特殊な仕事かもしれないですけど、その人生は私たちと変わらない。登場人物達の苦悩と悲壮感が伝わってきます。しかし、女性達は何かを諦めている訳ではなく、生きる為にただもがいているだけなんですね。原作の魅力を100%引き出した傑作映画でした。しっかり役者も脱ぐので、彼女の生き方に向きあっている感じが出て素晴らしい。人妻なのにAV女優になって撮影現場では裸身もあらわにする森口彩乃という美人女優の体当たりの演技には拍手。
●『最低。』DAILYMOTION
世の中にはAVで働く人を馬鹿にする人がいます。まるで俗悪な仕事のように。それは昔からの職業偏見です。性を売り物にしているのは良くないのであれば、アイドルだってモデルだって多少なりとも性を強調することはあるのに、それは批判されるどころか、みんな夢中で応援します。なぜでしょうか。むしろしっかり性に集中しているAVの方が立場がハッキリしていて正々堂々としているのにもかかわらず。人間は都合がいい最低な生き物なのでしょうか。