原題：宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA ／ 日本（2022年） ／ 日本公開：2022年2月4日 ／ 102分 ／ 制作： ／ 配給：松竹ODS事業室 ／ 前作：『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 TAKE OFF』
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『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA』のあらすじ
新生ヤマト、さらなる旅の行く先は…。名作アニメとして親しまれている「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクした「宇宙戦艦ヤマト2199」「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」シリーズの続編で、1979年放送のテレビスペシャル「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」をモチーフにさらなる世界観の広がりを描いた全2章の後章。『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA』の監督は安田賢司。メカニカルデザインは玉盛順一朗、石津泰志、明貴美加。小野大輔（古代進）、桑島法子（森雪）、大塚芳忠（真田志郎）、鈴村健一（島大介）、チョー（ヤーブ・スケルジ／薮助治）、畠中祐（土門竜介）、村中知（京塚みやこ）、伊東健人（坂本茂）、羽多野渉（板東平次）、岡本信彦（徳川太助）、森永千才（キャロライン雷電）、小島敏彦（藤堂平九郎）、玄田哲章（芹沢虎鉄）、てらそままさき（ローレン・バレル）、江原正士（山南修）、山寺宏一（アベルト・デスラー）、中村浩太郎（ガデル・タラン）、秋元羊介（レドフ・ヒス）、井上喜久子（スターシャ）、天田益男（デーダー）などが声を担当。西暦2205年。世界はじっとしてはいられない。イスカンダルの海に退避した難民を救うべく、デスラー艦隊は孤立しながらも戦闘を続けたあの出来事。すでに事態は次に向けて動いている。ガミラス星の人々は寿命を迎えつつある母星をなんとかして離れ、安定の場所を求めてガルマン星への移住を開始した。一刻も早く進めていかなくてはならない。しかし、その肝心の移送が半分も終わらぬうちに、ガミラス星は謎の敵の激しい攻撃を受けてあっけなく破壊されてしまう。その状況に関係者は言葉を失う。敵の正体は暗黒の大艦隊を率いるデザリアムで、凄まじい猛攻による衝撃で軌道を逸れた双子星イスカンダルを自力で牽引し、自分たちのコントロール下に置いて持ち去ろうと画策。このままでは無垢な民たちは無力のままに連れ去られてしまう。まだそこには大勢の生存者がいる。デスラーは生き残った10万人のガミラス人とイスカンダルに残るスターシャ女王を救出するべく、手段を選んでいる場合ではない。過去の対立を脇に置くときが来た。仇敵・宇宙戦艦ヤマトとともに情け容赦のないデザリアムに決死の戦いを挑む。イスカンダルが歩んだ覇権主義国家の歴史を「過ち」と恥じ、波動砲を封印して「あまねく星々の救済」を推し進めてきたスターシャ・イスカンダル。イスカンダル星に漂着した十万人余りのガミラス避難民を、王都地下の大空間サンクテルに受け入れてほしいと願うメルダ・ディッツの進言を冷たく否定したユリーシャ・イスカンダル。クリスタルパレスの一室に安置されているサーシャと呼ばれる光球を封じたカプセル。全ての運命が交差する。物語の結末は『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA』の動画からぜひどうぞ。
【タイトルミスしていませんか？】
「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち後章スターシャ」「STASYA」
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA』の感想（傑作？駄作？）
| E:3.9,F:4.0.Y:3.8 | ||
| フルムビバース独自ランク | ||
|---|---|---|
| B（ファン満足の良作） 「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA」 |
(C)西崎義展／宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会
リメイクとしては非常に良かったし、そこで話を落とすのもそうなるよなという感じではありました。次元潜航艦を捕らえる敵を逆に利用して内部で思惑どおり波動掘削弾を爆発させるというのは最初は混乱しましたが、その手があったかというアイディアとしてはまずまずな戦術なのか。それとも結構無理があるのか。ここのさじ加減は難しいです。宇宙戦艦ヤマトというオーバーテクノロジーに対する戦闘の見せ方は工夫が大変だと思います。
●『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 後章 STASHA』フルスタシャシネマ
オリジナルよりも深いストーリー展開でスケールを豊かに見せている作りが上手いと思う。個人的にはオリジナルを超えたと今作で確信できる出来栄えではないだろうか。すでに続編が発表されているし、勢いに乗っている。このまま全速力でいきたい。イスカンダルとガミラス、スターシャとデスラーとの縁がどこまで伸びていくのか、それが命運を左右している。2202よりもオリジナルに沿わせようという意志があるのでこれは成功だろう。