原題:Broker / 韓国(2022年) / 日本公開:2022年6月24日 / 130分 / 制作: / 配給:ギャガ
▼『ベイビー・ブローカー』の動画を見る方法
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動画はそんなに遠くはない!
きっと最新作映画はビデオオンデマンドサービスでは全然配信されないのではないの?と思っている人も耳寄りなお知らせです。最近は配信ペースが早くなってきています。邦画は少し遅いのですが、公開から半年が目途かもしれません。早いモノだと3カ月程度で最速配信される映画もあり、びっくりすることもあります。これは映画によって事情が異なるのでリサーチしておかないといけません。「ベイビー・ブローカー」もそのつもりで臨みましょう。
無料は何度も味わえないけど!
サブスクリプションサービスの無料期間トライアルというのはエンドレスではないですし、使い回しもできません。是枝裕和監督の「ベイビー・ブローカー」を見るにせよ、この仕組みの理解は必須ですが、過去の利用記録があればそのまま2度目以降の利用再開ではトライアルになりません。もし家族がすでに利用しているときはそのまま家族アカウントで使用するほうがいいです。ソン・ガンホ主演の「ベイビー・ブローカー」もどうぞ。
「ベイビー・ブローカー」はどこ?
映画鑑賞の時代のメインコースはVOD。そこを走っていればいいのです。赤ちゃんポストを介して出会った人々が織り成す複雑な感情が絡み合う物語を描く「ベイビー・ブローカー」を見れるビデオオンデマンドサービスはここで紹介。アイコンを見つけて判断してください。ペ・ドゥナ出演の「ベイビー・ブローカー」の動画は全部が高画質で、当然ながら字幕付き。カン・ドンウォン出演の「ベイビー・ブローカー」を見終わった後に同じ監督の作品をドシドシと視聴しまくっていくということもできるので、この無料ホームシアターなマイペース鑑賞体験をモノにしてください。オンライン動画配信サービスは一度使えばその魅力で手放せないかもしれません。
『ベイビー・ブローカー』は「Netflix」で見られる?
『ベイビー・ブローカー』をNetflixで探すときはトップの画面にあるものだと思いこまず、多少の手間がかかりますが、タイトル検索をするようにしてください。その際は正確な入力を心がけましょう。部分的な入力だと関係のない動画が多数表示されることも多いです。
『ベイビー・ブローカー』は「Amazonプライムビデオ」で見られる?
Amazonは『ベイビー・ブローカー』の動画鑑賞の場として真っ先に狙えるかもしれません。しかし、その動画の配信形態はバリエーションがあり、デジタルレンタルやデジタルセルなど見放題対象ではないものもあります。これはネット動画では観れてもトライアルの範囲にはなりません。
不正な『ベイビー・ブローカー』無料動画はダメ
犯罪行為はインターネットの動画サイトでも横行しており、『ベイビー・ブローカー』を無料動画で見れると偽って、実際はアンテナサイトやランキングサイトに誘導するもの、そこからさらにスパムへと流してしまおうとするものなど、手口は悪質です。最近は通知画面に偽装するものや、エラーを装うカモフラージュ効果の高いものまであり、油断できません。『ベイビー・ブローカー』の動画はオフィシャルの動画配信サービスなどで適切に見ましょう。
▼『ベイビー・ブローカー』動画を見る前に
『ベイビー・ブローカー』のあらすじ
その赤ん坊と大人たちはどこへ行く。『万引き家族』『真実』の是枝裕和監督が、韓国の名優ソン・ガンホを主演に初めて手がけた韓国映画。子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト(ベイビー・ボックス)」を介して出会った人々が織り成す複雑な感情が絡み合う物語をオリジナル脚本でドラマチックに描く。2022年の第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演のソン・ガンホが韓国人俳優初の男優賞を受賞。『ベイビー・ブローカー』の製作はソン・デチャンと福間美由紀、製作総指揮はイ・ユジン。カン・ドンウォン(ユン・ドンス)、ペ・ドゥナ(アン・スジン)、イ・ジウン(ムン・ソヨン)、イ・ジュヨン(イ刑事)などが共演する。古びたクリーニング店を営みながらも多額の借金に追われるサンヒョンと、赤ちゃんポストのある施設で働く児童養護施設出身のドンスには、表沙汰にはしていない裏稼業があった。それは「ベイビー・ブローカー」というもので、赤ん坊を引き取るわけでもなく、実は裏では取引していたのである。もちろんこれはやってはいけないことだったが、カネに困っているので躊躇いはしていなかった。ある土砂降りの雨の晩、2人は若い女ソヨンが赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。これはいつものことで2人は手慣れている。しかし、今回は状況は変わってくる。翌日思い直して戻ってきたソヨンが、肝心の赤ん坊が居ないことに気づいて警察に通報しようとしたのである。そうなってしまうと完全に犯罪が露呈してしまうことになり、それは何としても避けたい。2人は仕方なく赤ちゃんを連れ出したことを正直に白状する。「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしていた」という苦肉の策で考えついた言い訳にあきれるソヨンだが、このままこの2人は任せるわけにもいかない。かといって自分で育てるのも難しい。そこで成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることになり、あちこちを駆けまわることにする。目的としての明確な行先はない。それでもこれしかできることはなかった。一方、その悪事が知れ渡ってしまったサンヒョンとドンスを検挙するため尾行を続けていた刑事のスジンとイは、決定的な証拠をつかもうと彼らの後を追うことになり、追跡によってこちらもあちこちを走り回ることになっていくが…。物語の結末は『ベイビー・ブローカー』の動画からぜひどうぞ。
【タイトルミスしていませんか?】
「ベイビーブローカー」「ベイヒー・ブローカー」
『ベイビー・ブローカー』の感想(傑作?駄作?)
E:3.7 | ||
フルムビバース独自ランク | ||
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A(見て損はない名作) 「ベイビー・ブローカー」 |
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子どもを育てられない人がいる。子どもを生みたくないのに産ませてしまう社会がある。子どもを生ませようと押し付ける世の中がある。そのときの被害者は誰なのだろうか。安直に考えるとそれは赤ん坊という答えになってしまう。しかしそれでいいのかとこの映画は問いかける。映画自体の答え合わせはない。それでも私たちはこの議論を踏みつけるわけにはいかない。たまたまアメリカで中絶禁止のニュースを見た。世界の足音がする。
●『ベイビー・ブローカー』フルベイビシネマ
これは韓国俳優を起用して韓国で展開する、普通の韓国映画と言えるのかもしれない。ただ紛れもない是枝裕和監督作品だと言える。カメラワークもキャラクターの描き方も全部が是枝裕和監督の濃密果汁100%なのである。カンヌでの評価よりもこれは身近な社会での評価に刺さるのではないか。おそらくああいう映画祭の批評家はサポートもあってリッチだろうし、こんな貧困世界に目を向けるといっても完全に自分事にはなれないだろう。
●『ベイビー・ブローカー』フリーブロカムービー
赤ちゃんポストのニュースは日本でも報道されるが、どれも何か距離感はよそよそしい。今は社会的に裕福ではない若者が増えており、子どもを育てることはトップクラスの難易度になっている。家族で一丸となって育てる時代ではない。国も助けてくれない。生んだ母親になすりつけられる。言うまでもないがこの映画はそういう母親に光をあてる。それにしても韓国俳優の持ち味というものを是枝裕和監督はわかっている。まるで初めてには見えない。