原題:偶然と想像 / 日本(2021年) / 日本公開:2021年12月17日 / 121分 / 制作: / 配給:Incline
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映画の世界をもっと近くに!
家の周りに映画館がたくさんある人もいれば、公共交通機関で片道1時間以上かかる人もいます。さすがに身近でないときは劇場は鑑賞するのに最適ではありません。でもそれで映画を諦めるのはあまりにも残念です。そこでオンライン動画配信サービスというメリットがあります。考えてみてください。スマホで動画を観られる、パソコンで動画を観られる、タブレットで映画を観られる、テレビで映画を観られる…そうだったら忙しい人でも嬉しいです。濱口竜介監督の「偶然と想像」が実際に視聴できるかはわかりませんが、一般的な映画視聴方法として考慮するのはいいでしょう。
いつでも無料へとご案内!
サブスクリプションビデオオンデマンドと呼ばれているサービスは単に動画を観られるというだけでなく、無料トライアルというチャンスがあります。これは「偶然と想像」のような映画を配信されていれば鑑賞できるというもので、当然他の映画でも観られます。これは制限があるものではなく、その期間中であればフルパフォーマンスでサービスを満喫できるのです。そのため配信動画を隅々まで楽しみ尽くすということも可能です。濱口竜介監督の「偶然と想像」以外の映画に目移りをしてしてしまうかもしれませんが、それもこのサービスの魅力です。
「偶然と想像」はどこ?
オンライン動画配信サービスは便利で有用です。でも「偶然と想像」を観たい人はそれが配信されていないと意味がないと思うでしょう。残念ながら絶対に配信されているとは断言できません。映画館でしか上映しないと決めている作品もあり、そうなってしまうと劇場にアクセスできない人には手が届かないことになってしまいますがやむを得ない状況です。濱口竜介監督の「偶然と想像」の配信の有無に関してはこのフルムビバースでアイコン整理しています。配信されているサービスがリストになっていますので、記事更新時点の情報として把握してください。古川琴音出演の「偶然と想像」がない場合はアイコンはありません。このサービスは動画品質には問題はありませんが、とにかく変動がしやすいというのがネックになっていますので、それを忘れずに向き合うことが大切です。解約はできますが、アプリのアンインストールでは意味はないので、しっかり退会するという手続きをしてください。試しに利用してそういう解約を忘れている人が散見されます。
『偶然と想像』は「Netflix」で見られる?
いろいろな映画が配信されていると目移りしてしまうことは頻繁に起きますが、『偶然と想像』だけをとにかく鑑賞したい人はまず真っ先に配信の有無が気になります。そこで配信を調べるには映画のタイトルで検索するといいです。逆にそれ以外では確実と言える直接的な確認方法はありません。
『偶然と想像』は「Amazonプライムビデオ」で見られる?
Amazonは『偶然と想像』を扱っているのか。インディペンデント系でミニシアターで主に取り扱うような作品はなかなか配信とならない傾向にあります。なので配信をずっと待つよりも映画館に向かった方がいいということもあります。そこで大事なのは映画の公開から今に至るまでどの程度の月日が経っているかです。
不正な『偶然と想像』無料動画はダメ
呆れるばかりですが不正な動画アップロードサイトは今もどんどんと悪化しており、解消する状況ではありません。『偶然と想像』を見つけるならばそうやってインターネットをうろついていても違法サイトに出くわしてしまうかもしれません。そんなサイトに付き合っているべきではないです。世の中にはちゃんとした動画サイトがあります。それを使うことで安全に映画を観れるのです。『偶然と想像』もそれで十分なのですから危険動画に手を突っ込む必要はないです。
▼『偶然と想像』動画を見る前に
『偶然と想像』のあらすじ
世界的な高評価が止まない日本監督の世界へ。『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督初の短編オムニバス。『偶然と想像』のエグゼクティブプロデューサーは原田将と徳山勝巳。撮影は『オイディプス王/ク・ナウカ』『ヒノサト』の飯岡幸子。古川琴音、中島歩、玄理、渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、占部房子、河井青葉などが出演する。撮影帰りのタクシーの中、モデルの芽衣子は、仲の良いヘアメイクのつぐみから、彼女が最近会った気になる男性との随分と楽しそうな惚気話を聞かされる。つぐみが先に下車したあと、ひとり車内に残った芽衣子が運転手に告げた行き先を聞くことでその恋愛話は他人事ではなくなる。親友が「いま気になっている」と話題にしたその好意を向けている男が、2年前に別れた元カレだったと気づく『魔法(よりもっと不確か)』。作家で教授の瀬川は、出席日数の足りないゼミ生・佐々木の単位取得を認めず、条件を満たすことのなかった佐々木の就職内定は取り消しにする。怒りに狂って逆恨みをした彼は、このまま人生を潰されたことを容認できずに同級生の奈緒に色仕掛けの共謀をもちかけ、瀬川にキャリアを揺るがすスキャンダルを起こさせようとする。50代にして芥川賞を受賞した大学教授に落第させられた男子学生が執念と恨みから彼を陥れようと研究室に波乱の人間を訪ねさせる『扉は開けたままで』。高校の同窓会に参加するため仙台へやってきた夏子は、その地へと最初にたどり着いた仙台駅のエスカレーターであやとすれ違う。突然のことでお互いを見返し、その思いがけもしない出会いに理解が追いつかないまま、あわてて駆け寄る夏子とあや。20年ぶりの再会に興奮を隠しきれず話し込むふたりの関係性に、やがて想像し得なかった変化が訪れる。仙台で20年ぶりに再会した2人の女性が、高校時代の思い出話にノスタルジックな気持ちを膨らませて花を咲かせながら、現在の置かれた環境の違いから会話が次第にすれ違っていく『もう一度』。それぞれ「偶然」と「想像」という共通のテーマを持ちながら、静かにゆったり進む展開を有する、それぞれに意味を感じる異なる3編の物語から構成される。物語の結末は『偶然と想像』の動画からぜひどうぞ。
第71回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞。
『偶然と想像』の感想(傑作?駄作?)
E:3.6,F:4.2,Y:4.32 | ||
フルムビバース独自ランク | ||
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A(見て損はない名作) 「偶然と想像」 |
(C)2021 NEOPA / Fictive
良いタイトルをつけている。偶然と想像はそういう意味だったんですね。濱口印があちこちに散りばめられたドラマの安心感。涙が止まらない気分は事実だった。人生は偶然ではない。でも偶然なのかもしれない。そんなことを考えてしまう。「どうしてここにいるのか、分からなくなるときがあるの」というセリフが最後に私の感情を持っていった。またしてもやられてしまった。今のところ濱口作品に完敗をし続けているので勝てそうにない。
●『偶然と想像』フルグウゼンシネマ
偶然によってしか成り立ってないという瞬間がある。想像が全てをひっくり返すこともある。わりと棒読み気味の方が多くあるのは観客に次に何を与えるのかをわからなくさせるためではないのかと思う。キャラクターが次にどうくるのかちょっと不安になるので面白い。コントの新しい形態みたいでもある。下手な漫才よりも面白いし、ずっと釘付けにもなる。濱口監督のこの才能が海外でも受け入れられているというのは本当に素晴らしいと思う。
●『偶然と想像』フリーソウゾウムービー
「ドライブ・マイ・カー」と同じく練られた脚本が秀逸で会話劇としての完成度は一品。ホン・サンス作品のようでどのエピソードも余韻が言葉では表せない。他者とコミュニケーションしていて人生の核に触れる瞬間というのは仮に自分の生活の中にあっても記憶までしていないのかもしれない。この映画ではそれを映像で見せてくれるので、覚えていなかった自分の経験を呼び覚ますような感覚なのかも。これは映画的ではないかもしれないが、私には映画だ。