原題:犬王 / 日本(2021年) / 日本公開:2022年5月28日 / 97分 / 制作:サイエンスSARU / 配給:アニプレックス、アスミック・エース
▼『犬王』の動画を見る方法
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3.『犬王』動画を視聴
映画への扉はいつでもオープン!
劇場であの映画を観たかったのに…何度も観ておきたかったな…そんな後悔を引きずる気持ちを抱えているならサブスクリプションサービスを使って開放してみませんか。これは映画視聴としては理想形です。確かにスクリーンには体験で劣るかもしれません。しかし、映画館はなかなか足を運びづらいという欠点がある以上、このオンライン動画配信サービスを待っていたという人は多いでしょう。南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師・犬王をモデルにした古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」をアニメ映画化した「犬王」の動画でも鑑賞のベストチャンスになってきます。
無料が鳴り響く!
基本はビデオオンデマンドサービス(VOD)に登録すれば支払いとなりますが、無料期間トライアルの場合はそうなりません。湯浅政明監督の「犬王」を見ることもできるかもしれませんし、他の映画もその間に無料動画になることもあります。文字どおり無料なのです。いつまで無料なのかはサービス登録前に提示されると思います。その日付をしっかり記憶しておくようにしましょう。これはとても大切なことになってきます。森山未來出演の「犬王」の動画もどうぞ。
「犬王」はどこ?
初心者にお得な無料期間があるのですから利用しない手はないです。しかし、アニメ映画「犬王」を見るにしてもそれがどこにあるのかわからないとずっと立ち往生になってしまいます。幸いなことにこのフルムビバースではアイコンリストがあるのでそれを理解することができます。「犬王」の動画を鑑賞できるサブスクリプションサービスは一定数あるでしょう。そこからどれを選べばいいのかは個人の自由で構いません。こちらでは無理にひとつだけを推奨することはしません。そういうのはステルスマーケティングっぽくなってしまうので、やらないようにポリシーで徹底しています。「犬王」を見れないとき、もしくは配信がないとき、その場合は待つかレンタルショップという手もありますが、無料動画にならなくてもやはりデジタル視聴するのが一番早いでしょう。ちなみにネットサービスは倍速視聴などにも対応していますが、これをすると一部の音声が飛んでしまうことも多いのでそのへんをよく理解したうえでご利用ください。
『犬王』は「Netflix」で見られる?
利用者数が最もリードしていたNetflixはアニメもたくさんです。『犬王』が配信されているかはその時の状況次第です。今日から配信かもしれませんし、今日配信が終わってしまうかもしれません。チェックすることを忘れずに、ウォッチリストに入れっぱなしはやめましょう。
『犬王』は「Amazonプライムビデオ」で見られる?
Amazonは『犬王』をスマホで見てもいいですし、パソコンやタブレットでもOKですし、テレビで鑑賞することもできます。スマホはアプリでいいのですが、テレビの場合は専用機器か、テレビ自体の機能か、もしくはパソコンをHDMIケーブルで繋げるか、この手段は候補になってきます。
不正な『犬王』無料動画はダメ
『犬王』を違法動画で見ることは犯罪です。こうしたサイトは危険でもあります。今は多くのユーザーがパスワードの不正被害に遭っています。なぜパスが乗っ取られるのか、その理由は不正サイトの利用で個人情報を盗まれてしまうというケースが大きいです。この手のサイトはちょっとした動作で命取りになります。動画自体は餌に過ぎないのです。『犬王』を視聴するときは正規の方法で観ないと自分自身さえも最悪などん底に突き落とすことになり、テンションは下がるでしょう。
▼『犬王』動画を見る前に
『犬王』のあらすじ
狂騒の音楽が身体を本能で震わせる。南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師・犬王をモデルにした古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」を、『夜明け告げるルーのうた』『きみと、波にのれたら』の湯浅政明監督が映像化した長編ミュージカルアニメ映画。『犬王』の脚本は野木亜紀子、キャラクター原案は松本大洋。アヴちゃん(犬王)、森山未來(友魚)、柄本佑(足利義満)、津田健次郎(犬王の父)、松重豊(友魚の父)、片山九郎右衛門(片山)、谷本健吾、坂口貴信、川口晃平、石田剛太、中川晴樹、本多力、酒井善史、土佐和成などが声で出演。京の都・近江猿楽の比叡座の家に、1人の子どもが誕生した。猿楽とは、中国大陸から伝わった散楽が始まりとされ、民衆の間に広まり、それまでにあった古来の芸能と結びついて、物まねなどを中心とした滑稽な笑いの芸・寸劇に発展していったいわばこの時代の最高の娯楽。その家系に生まれた子どもということでこの伝統を引き継ぐことを期待される。誰も知るわけはないがその子どもこそが後に民衆を熱狂させる能楽師・犬王だった。ところが、その姿はあまりに言葉では言いようがないほどに奇怪で、大人たちはこの子を人目に見せるわけにはいかないと判断した。そして犬王の全身を衣服で包み、まるで不快さを無視するかのように顔には面を被せた。この子どもは表の干渉からは遠ざけられてしまった。ある日、犬王は盲目の琵琶法師の少年・友魚(ともな)と出会う。それは人生を変えるような出会いへと繋がっていった。世を生き抜くための友好の関係として固い友情で結ばれた2人は、互いの才能を完全に理解し合い、信頼を共有して、互いの才能を開花させることに成功。見事に大衆を熱狂させるパフォーマンスを連発。これまで抱えていた己を忌み嫌う世間の目など気にする必要はないと感じていく。ついには舞台で観客を魅了するようになった犬王は、演じるたびに身体の一部を解き、自分が生まれた瞬間から存在しているこの肉体で、唯一無二の美を盛大に獲得していく。この音楽は誰にも止められない。物語の結末は『犬王』の動画からぜひどうぞ。
『犬王』の感想(傑作?駄作?)
E:3.7,F:3.8,Y:3.6 | ||
フルムビバース独自ランク | ||
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B(ベターな良作) 「犬王」 |
(C)2021 “INU-OH” Film Partners
斬新で挑戦的でアクロバティックだった。ロック長の曲で構成されていくというこのアニメーションは日本の歴史を描くというよりは、完全に監督の世界観を反映している。劇中の観客と劇場の観客とで感覚をシンクロするように共有できるという点ではこの映画はいわゆるキャラクターありきではない。なのでこれまでのキャラ系のアイドルムービーなんかとは全く別物である。こういうバイブレーションを純粋に求めてくる作品は日本には珍しい。
●『犬王』フルイヌオウシネマ
琵琶をロックギタリストの様に姿や能をダンスの如く踊るというアイディアはそうくるかという意外性。盲目の表現が画期的でアニメーションにしか出来ない表現で成り立っており、これだけでも個性は炸裂している。盲目である琵琶法師と醜い姿の能の名手という二人の関係性がどのように形成され、育っていくのか。この要素に惚れこまないとこの映画は評価できないと思う。オタクっぽい人ほど嫌うような映画ではないだろうか。
●『犬王』フリーユアサムービー
容赦ない湯浅ワールド全快発進。映画館がステージになる。劇場がサウンドの渦に飲まれる。観客席が興奮で揺れる。これぞ4DXとかにすればいいのに。森山未來とアヴちゃんのキャラが際立つ2人の友情の神聖っぷりにメロメロになりましたとも。猿楽の再解釈と表現をする者に対する肯定はとても良かったので、この作品はひとつのオリジナリティとしては間違いなく今年一番だと思う。そこらへんの模造品とはわけが違うものだった。