原題：窓辺にて ／ 日本（2022年） ／ 日本公開：2022年11月4日 ／ 143分 ／ 制作： ／ 配給：東京テアトル
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動画探しにうんざりしていませんか？
映画を見つけるのは簡単かもしれませんが、今のこのインターネットの大海原でやみくもに映画探しに翻弄されるのは大事な時間の無駄になるだけです。でも動画配信サービス紹介に特化したサイトがあれば怖いものはなし。一気に目当ての映画に飛びつけるでしょう。サブスクリプションサービスはスマホでも見れますし、通勤通学の移動時間を活用するというのも効率的です。それでも問題ないような手軽な映画にぴったりです。映画「窓辺にて」もいかがでしょうか。
無料は欠点がある？
仮に「窓辺にて」の動画が見れるとしても使いにくいなどのデメリットがあるなら利用したいとは思えません。ビデオオンデマンドサービスはどうなっているのか。無料トライアル期間というのは何か制限がありそうな気がしますがそういうことではないです。映画はフルで見れますし、画質もじゅうぶんです。今泉力哉監督の「窓辺にて」の動画を無料ホームシアターな気分で眺めて次は他の映画を見る…そんなひとときを過ごせます。
「窓辺にて」はどこ？
オンライン動画配信サービスを使うのに特別なスキルは要りません。オリジナル脚本による稲垣吾郎主演の「窓辺にて」が配信されているサービスをチョイスするだけですが、このフルムビバースはそこもサポートします。アイコンから選んでおけば解決です。しかし、新作となると配信が始まらないことにイライラするかもしれません。日本映画は少し遅いです。これは業界の傾向なので変わるかもしれません。また特定のサービスで優先配信するということもあります。中村ゆり出演の「窓辺にて」の動画をいち早く観たい人はなるべくすぐに配信先を特定することが重要ですが、焦るようなことでもありません。他の映画を見るというのもいいでしょう。お気に入りの動画配信サービスを発見するだけでも人生は映画三昧に変身します。玉城ティナ出演の「窓辺にて」以外にも監督の他の作品を順番に鑑賞していくのも良い経験です。無料期間トライアルはあくまで始める際の嬉しいスタート特典くらいに思っておくといいでしょう。
『窓辺にて』は「U-NEXT」で見られる？
日本のサービスであるU-NEXTは日本映画が特別に何でもありなくらいに充実しているというわけではないですが、魅力は豊富にあり、かなりユーザー満足度も高いです。『窓辺にて』を見たいときはポイントで鑑賞するという選択肢もあり得るので通常の見放題よりもバリエーションがあります。
『窓辺にて』は「Amazonプライムビデオ」で見られる？
買い物に普段から利用しているという人はAmazonで映画を見るという習慣もいいのではないでしょうか。『窓辺にて』であっても基本は同じです。デジタルレンタルや購入か、もしくはプライムビデオによる見放題か。基本は見放題が一番いいでしょう。無料動画になる可能性が高まります。
不正な『窓辺にて』無料動画はダメ
どんなに映画を見たくても違法性を許容する余地はありません。『窓辺にて』でもそういうものです。こうした不正サイトの危険性はいくつも報告されています。こちらが独自に調べた最近の状況では、スパムへの誘導、偽ログイン画面の表示、高負荷による機器損傷、システムプログラムの異常動作など、多くの危険があり、全てにおいてユーザーにマイナスに働きます。『窓辺にて』の動画を見るような時間は消し飛んでしまうでしょう。
▼『窓辺にて』動画を見る前に
『窓辺にて』のあらすじ
たとえパーフェクトな関係でなくても…。『愛がなんだ』『街の上で』『猫は逃げた』の今泉力哉監督が稲垣吾郎を主演に迎え、オリジナル脚本で撮りあげたラブストーリー。第35回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、観客賞を受賞した。『窓辺にて』のプロデューサーは蓮見智威と三好保洋、共同プロデューサーは沢村敏。中村ゆり（市川紗衣）、玉城ティナ（久保留亜）、若葉竜也（有坂正嗣）、志田未来（有坂ゆきの）、倉悠貴（水木優二）、穂志もえか（藤沢なつ）、佐々木詩音（荒川円）、斉藤陽一郎（カワナベ）、松金よね子（三輪ハル）などが共演する。フリーライターの市川茂巳は、最近は自分の生活で気になっていることがあった。それは妻のことである。編集者である妻・紗衣が自身が担当している人気若手作家と浮気していることに勘付くことになり、その事実の受け止めに困惑する。かといってそのことを妻に問い詰めるというほどの行動を起こす気にもならず、妻に言い出すことができない自分はこれでいいのかとも考えていた。これは単なる怒りや失望というものとも違うということも自分の中で処理しきれずにいた。茂巳は浮気を知った時に自身の中に芽生えたある感情について悩み、その対処が整理もできずに時間だけが過ぎていく。そんなある日、文学賞の授賞式で高校生作家・久保留亜に出会うことになる。まだ若いながらもその才能は他のベテランにも引けを取らない。市川は、彼女の高評価を獲得した受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれ、思わずあるお願いをする。その小説にモデルがいるのなら会わせてほしいと話し、自分でも想像していなかった踏み込みをしていくことに…。物語の結末は『窓辺にて』の動画からぜひどうぞ。
稲垣吾郎「茂巳は妻が不倫をしていても、あまり感情的にならない。そのことで、愛する人への愛が足りないのかなと悩むわけですが、その感覚って僕も分からなくはないなと思うわけです。感情表現が上手く出来ない時って、誰にだってありますよね。どこか動揺しないようにしている自分がいると思うんです。人前で喜怒哀楽をはっきりと表すことが、あまり得意ではない。どこかそういうことに対して、恥ずかしいと思ってしまうんです。だからこそ、茂巳の思いというのは理解出来る部分があります」⇒引用：映画.com
【タイトルミスしていませんか？】
「まどべにて」
『窓辺にて』の感想（傑作？駄作？）
| E:3.7,F:4.0,Y:3.9 | ||
| フルムビバース独自ランク | ||
|---|---|---|
| B（ベターな良作） 「窓辺にて」 |
(C)2022「窓辺にて」製作委員会
いつもの監督らしい作品の居心地があるので大丈夫です。前半は怒涛の浮気ラッシュが続きますが、そのギスギスした空気を清浄機で綺麗にするわけでもなく、そういう空気は別に最初から息苦しくないのではないかという感覚にさせてしまいます。登場人物の顔を覚えられないかもしれないがそこは頑張るしかない。でも気にしなくてもいいのではとも思う。クスッと笑える会話劇がが生まれていく後半まではしっかり目を向けていてほしい。手を洗うシーンが個人的にいい。
●『窓辺にて』無料動画レビュー2
本の中の台詞を意味があるようでないような感じで引用して、答えはないけど考えると面白いような議論を上品に見せていくかと思えば、やっていることは高尚でもない。日常の人間がやれることなんてこのくらいであるという現実。でも屈辱には感じない。だってそういうものなのだから。浮気されてるのを知っても怒りが湧かないことにショックを受ける夫というキャラクターをここまで引っ張った稲垣吾郎はハマり役だったのではないか。
●『窓辺にて』無料動画レビュー3
独占欲よりも相手に幸せになってほしい欲の方が強いという気持ちも否定はできない。支配することは愛ではないだろう。その考えも一理ある。これを男性で軸にしているのがいいのである。しかし、それは男性として描くリスクもある。今泉力哉監督が描く愛のかたちは多様なスタイルよりも一種のモラトリアムに依存している。描き方は常にそうした曖昧さなのである。逆に曖昧さでは勝負しきれない部分にはかなり弱いのが苦手要素になってくるがそこを上手く隠している。