原題：宮松と山下 ／ 日本（2022年） ／ 日本公開：2022年11月18日 ／ 87分 ／ 制作： ／ 配給：ビターズ・エンド
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あんな映画も探せるかも！
ネットで動画探しをするときは今はサブスクリプションサービスを主なサーチ範囲にするのがベターです。これなら厄介な見せかけ動画でガッカリする心配もありません。「そういう動画配信サービスって本当に映画があるのかな？」と思っているあなた。今のビデオオンデマンドサービスのラインナップはかなり凄いです。映画ファンも驚くようなマニアックな映画があったりするのですから。エキストラ俳優の数奇な人生を描く映画「宮松と山下」もそうやって鑑賞していくことはできます。これは多くの人に可能性として期待できるチャンスです。
無料動画が過疎になっていないか？
不安要素として「動画配信サービス内の動画が全然なく無料という看板倒れに終わり、ほぼ動画が期待どおりではない」という心配もあるでしょう。「宮松と山下」だけを観るために無料動画を狙うにしても本音ではもっと動画を見たいはず。実際のところこのサブスクリプションサービスのトライアルはじゅうぶんな期間があり、そして充実した映画のラインナップになっているので、そこまでの失望はないはずです。それよりもここで普段は観ないような映画に手を出し、自分の映画鑑賞の趣味の範囲を広げるつもりでやってみるのが望ましいでしょう。香川照之主演の「宮松と山下」以外の楽しい映画もあります。
「宮松と山下」はどこ？
肝心の映画配信の在りかですが、津田寛治出演の「宮松と山下」の動画もこのページでアイコンでお知らせしています。一般的に動画配信サービスは俳優が何かの不祥事などを起こしても配信が消えるようなことは滅多にありません。多くの映画の傾向としてそのようなパターンが観察されています。もちろん何が起こるかを完全に保証はできませんが、そこまで過度に心配することではありません。それよりも危惧すべきことはあります。尾美としのり出演の「宮松と山下」の動画の配信終了タイミングです。各サービスでは確実に何かの映画が追加されれば、同時に何かの映画は配信が終わってしまうということが起きます。野波麻帆出演の「宮松と山下」であってもいつかは消えてしまうでしょう。そこで基本はウォッチできるときに見てしまうというインスタントな対応が望ましいです。必ずそうしようというわけではないですが、できる限りの推奨としてオススメできます。
『宮松と山下』は「U-NEXT」で見られる？
『宮松と山下』をU-NEXTで探す人も多いはずです。ポイント鑑賞と見放題対象の2パターンがあるので注意をしてください。トライアル期間でもポイントがもらえるのでそれを使って1作程度であれば見れることがあります。ポイントは無駄遣いするべきではありません。
『宮松と山下』は「Amazonプライムビデオ」で見られる？
Amazonは映画鑑賞にポイントは使えないことが多いので忘れないようにしましょう。『宮松と山下』を見るときはプライムビデオの見放題になっているのかをまずは確認するのです。そうなっているときはラッキーです。なっていないときはレンタルが次の視聴コースになります。
不正な『宮松と山下』無料動画はダメ
不正動画被害の事例は連発しています。『宮松と山下』の動画を再生したと思ったらスパムに誘導されたなどというものです。これではうんざりするだけでなく、あなたは顔も知らない相手に自分の個人情報をプレゼントしてしまったも同然です。こうなってしまうと最悪の場合は自分の持っているアカウントなどを一度全部設定し直すなどの必要が生じます。『宮松と山下』の動画を見る場合ではない大変な事態に忙殺されるでしょう。
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『宮松と山下』のあらすじ
名もなき誰かを演じ、名もなき自分を演じる。教育番組「ピタゴラスイッチ」などで知られるクリエイティブディレクターの佐藤雅彦、NHKでドラマ演出に多数携わってきた関友太郎、『百花』の共同脚本を務めた平瀬謙太朗の3人からなる監督集団「5月」の長編デビュー作で、エキストラ俳優の数奇な人生を描く映画。『宮松と山下』のプロデューサーは日枝広道、松本整、橋本竜太。香川照之（宮松）、津田寛治（健一郎）、尾美としのり（谷）、野波麻帆（里帆）、大鶴義丹（潮田）、尾上寛之（國本）、諏訪太郎（初老の男）、黒田大輔（医師）、中越典子（藍）などが出演する。エキストラ俳優の宮松は、その役回りは常に地味なものばかりであった。時代劇であっけなく弓に射られたり、大勢のヤクザの1人として路上でありきたりに撃たれたり、ヒットマンの凶弾に唐突に倒れたりと、その作品内では多くの観客は忘れてしまうような名もなき殺され役を演じてばかりいる。コツコツと役を重ねてもエキストラの仕事では名声は手に入らない。収入も多くはない。何よりも地味な演技を要求されてはすぐに次の現場でまた同じようなことをこなしていく、そんな日々であれば多くの人は嫌がるかもしれない。それでも宮松は不平を言うでもなく慎ましく静かな日々を送る。ところがもっとややこしい事情も抱えていた。実は彼は過去の記憶をすべて失っていた。なぜここにいて何者で何をしたかったのかという記憶はないのである。自分について確かなことは何も思い出せないまま、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を黙々と演じ続けることで、とりあえずの自分を当てはめることができる。主人公ではないかもしれないが、そこには自分は存在している。そんな彼のもとに、ある日男が訪ねてきて、思わぬ展開に繋がっていく…。物語の結末は『宮松と山下』の動画からぜひどうぞ。
・主演の香川照之は2022年8月下旬、3年前に起こしたとされる銀座のホステスへの性加害が一部メディアで報じられ、所属事務所は報道内容を事実と認めるコメントを発表し、CMや番組を降板する騒動となった。この『宮松と山下』は何事もなく公開された。
【タイトルミスしていませんか？】
「みやまつとやました」「ミヤマツと山下」
『宮松と山下』の感想（傑作？駄作？）
| E:3.3,F:3.7,Y:3.4 | ||
| フルムビバース独自ランク | ||
|---|---|---|
| C（ニッチな佳作） 「宮松と山下」 |
(C)2022「宮松と山下」製作委員会
冒頭の淡々と衣装を変えては別の役をこなしてゆくエキシトラのシーンが一番格別ではないだろうか。この映画はそういうエキストラにスポットをあてているわけですが、でも映画自体は主演俳優の成果になってしまっており、この映画にも本物のエキストラはでているんだよなと思うと少し矛盾を感じる。せめて本作のエキストラ俳優にはいつもより多めのギャラを与えて欲しいけどそういうことはしていないのだろうなと思うので苦しい。
●『宮松と山下』無料動画レビュー2
なぜ監督が3人もいるのかは謎です。そんなに必要か？と思うくらいに内容は多くはないです。最小限のセリフと回想シーンが後で効いてきて、謎だらけの主人公に最後は観客もがっちりシンクロしていくとかそういう話で引っ張るあたりはちゃんとしています。上手い役者のアップを見せて後はこちらに投げっぱなしというのはなんだか人によっては上手く撮っている風に見せかけているだけにも思えてきてしまうのですがそれもどうなのかな。
●『宮松と山下』無料動画レビュー3
記憶喪失の男がなぜエキストラ俳優という道を選んでいるとかじっくり考えると変な設定です。そんな怪しい奴を雇用はできないだろうとか思ってしまいます。でもこの映画はあまりリアルな設定で考えていません。元も子もないですがフィーリングです。良作に見える感じで間をとり、物語の余白を作り、感動させる。日本映画における「ファンならこれくらいであとは褒めてくれるだろう」という期待に乗っかる、そういうスタイル。確かに今は勝手に持ち上げる映画通は多いですからね。