原題:Belfast / イギリス(2021年) / 日本公開:2022年3月25日 / 98分 / 制作: / 配給:パルコ
▼『ベルファスト』の動画を見る方法
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あの話題作を見逃した人に!
海外の賞を総なめにしている映画と聞いただけで見たくなるものですが、なかなか映画館に行く機会というものがなかった。そういうことはよくあります。時間は有限です。無駄にはできませんが、無駄とか気にせずに好きな映画を観たいものです。そこで動画配信サービスでその観れなかった作品をフォローアップするという手段もあるでしょう。ケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」の動画もそうやって鑑賞してみませんか。
無料で落ち着いて始めることも!
動画を観れるのはいいけど有料になるのは気持ちが穏やかではない…そういう人にサブスクリプションサービスの無料期間トライアルというものを紹介しています。カトリーナ・バルフ出演の「ベルファスト」の鑑賞もできれば無料動画にしたい。そういう人のための最善のコースです。このトライアル期間は別に特定の抽選というわけではなく、特殊なキャンペーンでもありません。たいていは初回利用者なら普通に適用されます。ジェイミー・ドーナン出演の「ベルファスト」でも無料で見ることも不可能ではありません。
「ベルファスト」はどこ?
次に映画の配信がどこにあるのかというのをチェックしないといけませんが、自分でやっていくと「ベルファスト」はここにあってここにはなくて…という確認を10を超えるサービスで実施しないといけないので大変です。ジュディ・デンチ出演の「ベルファスト」の動画の有無だけ調べるならこのページで完結します。アイコン表示をサクっと視認するだけでいいです。とくに入力するものはありません。もし他の映画も観たいならそのページと交互に照らし合わせてどちらも配信しているオンライン動画配信サービスをセレクトするといいでしょう。配信に関しては変動します。ここに掲載されている情報もどんどんと変わってしまうのでずっと同じ状況だと思わないようにしてください。配信変動は予測しづらい部分もありますし、勝手に変わるので「ベルファスト」の配信が終わっていたということも起きかねません。
『ベルファスト』は「Netflix」で見られる?
Netflix内部で配信の有無を確認するにはタイトル入力で検索をするしかありません。『ベルファスト』だけではないのですが、全ての映画がトップ画面に表示されるわけではないのです。カテゴリ検索もあまり網羅的ではありませんし、やはり能動的に調べていきましょう。
『ベルファスト』は「Amazonプライムビデオ」で見られる?
Amazonは『ベルファスト』の配信はあると思いますが、3パターンの候補が考えられます。デジタルレンタルか、デジタルセルか、見放題対象か、この3種類は扱いが全然違うのです。無料動画になりうるのは見放題作品だけです。見放題対象は変化するのでそれも注視しましょう。
不正な『ベルファスト』無料動画はダメ
違法性の高いサイトというのはどこにでもあるもので、フルムビバースでは『ベルファスト』を見るといってもそんな不正動画をレコメンデーションすることはしません。世の中にはそういう違法性のあるコンテンツへと誘導する不正リーチサイトも無数にありますが、フルムビバースは厳格なポリシーでユーザーを保護し、合法的な範囲での正規サイトの紹介に勤め続けています。『ベルファスト』を安全に届けるためです。
▼『ベルファスト』動画を見る前に
『ベルファスト』のあらすじ
ここはいつまでも私たちの故郷。『ナイル殺人事件』などを手がけ、俳優・監督・舞台演出家として世界的に活躍するケネス・ブラナーが、自身の幼少期の体験を投影してドラマチックに描いたメモリアルな自伝的作品。ブラナーの出身地である北アイルランドのベルファストを舞台に、激動の時代に翻弄されるベルファストの様子や、対立が深まる困難の中で大人になっていく少年の成長などを、力強いモノクロの繊細な映像でつづった。『ベルファスト』の製作にはローラ・バーウィック、ベッカ・コバチック、テイマー・トーマスなどが名を連ねる。撮影はハリス・ザンバーラウコス。ジュード・ヒル(バディ)、カトリーナ・バルフ(母さん)、ジュディ・デンチ(ばあちゃん)、ジェイミー・ドーナン(父さん)、キアラン・ハインズ(じいちゃん)、コリン・モーガンなどが出演する。ベルファストで生まれ育った9歳の少年バディは、家族と友達に囲まれて、この町で自由を謳歌していた。小さな世界で生きてきたが、バディにとってはじゅうぶん楽しい空間であり、その全身で毎日を満喫する。ここには映画もあれば音楽もある。充実した毎日を過ごすのには飽きないだけの面白さが常に詰まっている。笑顔と愛に包まれた穏やかで満ち足りた日常はバディにとって完璧な世界だった。しかし、それは唐突に終わってしまう。1969年8月15日、プロテスタントの武装集団が宗教的な対立感情を過激化させたことでカトリック住民への攻撃を始めるという暴挙にである。当然ながらここは軍隊でも何でもない、普通の人が暮らしている場所。いきなりの暴力に町は破壊されていく。穏やかだったバディの世界は突如として変貌し、幼い少年にとっては自分の理解を超えている出来事だった。なぜみんな急にこんなことをするようになったのだろうか。一緒に暮らしていた人たちのはずだったのに…。けれどもその憎しみを目にして少年にもその尋常ではない事態を察知する。住民すべてが顔なじみで、ひとつの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されてしまった。バディの遊び場はない。それでもなるべく楽しいことを探して、普段どおりに生きようとする。両親は戦争の恐ろしさをバディに伝えようとする。もうそれは無視できない間近に接近している。激化する暴力と隣り合わせの日々の中で、バディと家族たちもここにいるだけで生存を脅かされるので、故郷を離れるか否かの決断を迫られ、悩むことになる。物語の結末は『ベルファスト』の動画からぜひどうぞ。
第79回ゴールデングローブ賞で最優秀脚本賞を受賞。
『ベルファスト』の感想(傑作?駄作?)
R:87,I:7.3,M:75,E:3.9,F:4.0,Y:3.7 | ||
フルムビバース独自ランク | ||
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S(必見の傑作) 「ベルファスト」 |
(C)2021 Focus Features, LLC.
冒頭のベルファストの街並みは本当にきれいで、行ってみたいと素直に思った。観光地としてあれだけ魅力があるなら、あそこが故郷ならどんなにいいだろうか。けれどもその直後の街で起こる暴力、野蛮な破壊というものにショックを受けた。私は地元の人間ではないのになぜか傷ついた。どうしてこんなことをするんだという怒りも湧いたかもしれない。それだけ観客をこの町と一体化させてしまうという不思議な魔力を持っている。
●『ベルファスト』フルベルファシネマ
モノクロな映像なので古い作品に見えてしまうかもしれないが、実際はとても繊細な美しい絵が広がるし、俳優の素朴な演技(もう演技にも見えないほどに自然)にずっと目を奪われる。起きているのは戦争である。でも恋愛、それも甘酸っぱい子どもじみた片思いだったりするのが愛しい。それだけにこの町を離れてしまうという決断は辛い。もしかしたら街が消えているかもしれないし、おそらくとんでもなく不安だったのだろう。
●『ベルファスト』フリーケネスムービー
ラストのセリフにやられてしまった。ケネス・ブラナー監督、おそるべし。ノスタルジックに思い出を美化するのではない、現実をしっかりとらえる眼差しというのがある。ベルファストという街がずっと愛されますようにと願うしかない。それは故郷を離れようとも残ろうとも思いは同じなのである。図らずも日本での本作公開時はウクライナ侵攻が起きていた。テレビのニュース映像で避難する人々の姿が映画に重なってしまってなんとも言えない気持ちになった。