原題:デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(「デジモンアドベンチャー ラスト・エボリューション 絆」) / 日本(2020年) / 日本公開:2020年2月21日 / 94分 / 制作:ゆめ太カンパニー / 配給:東映
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迂闊に再生するべからず!
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『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』のあらすじ
ずっと一緒に支えてくれたあなたへ。人気アニメ「デジモン」シリーズの20周年を記念して製作され、1999年放送のテレビシリーズから始まった、八神太一&アグモンら“選ばれし子どもたち”とパートナーデジモンたちの成長と絆を描いた「デジモンアドベンチャー」シリーズの劇場版。『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』のアニメーションキャラクターデザインには立川聖治、熊谷哲矢、西野理恵などが名を連ねる。監督は田口智久。花江夏樹(八神太一)、細谷佳正(石田ヤマト)、三森すずこ(武之内空)、田村睦心(泉光子郎)、吉田仁美(太刀川ミミ)、池田純矢(城戸丈)、榎木淳弥(高石タケル)、M・A・O(八神ヒカリ)、坂本千夏(アグモン)、山口眞弓(ガブモン)、重松花鳥(ピヨモン)、山田きのこ(パルモン)、竹内順子(ゴマモン)、櫻井孝宏(テントモン)、松本美和(パタモン)、徳光由禾(テイルモン)、片山福十郎(本宮大輔)、ランズベリー・アーサー(一乗寺賢)、朝井彩加(井ノ上京)、山谷祥生(火田伊織)、野田順子(ブイモン)、高橋直純(ワームモン)、遠近孝一(ホークモン)、浦和めぐみ(アルマジモン)、小野大輔(井村京太郎)、松岡茉優(メノア・ベルッチ)などが声で参加。太一とアグモンたちが出会い、デジタルワールドを冒険した夏から10年以上がたった2010年。それは数々の思い出の上にあるものであり、瞼を閉じればいつでも思い起こせるものになっている。しかし、事態は動き出す。世界中の“選ばれし子どもたち”の周囲で、ある事件が起こり始める。一体何が起こっているのか。解明が急がれる中で、その原因が「エオスモン」と呼ばれるデジモンにあることを知った太一たち。これは黙っているわけにはいかない。すぐさま行動になりだす。エオスモンとの戦いに身を投じるが、その中でアグモンたちの“進化”に異変が起こる。それは何を意味しているのか。物語の結末は『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の動画からぜひどうぞ。
『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の感想(傑作?駄作?)
フルムビバース独自ランク | ||
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B(ベターな良作) 「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」 |
(C)本郷あきよし・東映アニメーション
これはノスタルジーを超えた何かというべきか。当時デジモンアドベンチャーを観てた子供達やデジヴァイスを握りしめて友達と無邪気に熱中してた子供達には是非とも観て欲しいと思うのだが、かなり個人の経験に左右されるところはあるよね。少なくとも私はかなり揺さぶられてしまったし、たぶんこれは完全なキッズメモリーを刺激する用のシロモノな気がする。デジモンのコンテンツもここまで長くずっと愛されるとはね。
●『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』MOVIX
劇場を後にした私たちは、この作品でデジモンを卒業した。そういうことにしようじゃないか。グダグダと語ることはそれ自体がナンセンスじゃないか。デジモン世代が大人になる通過儀礼に近いものがあるので、逆に言うとこの作品は入場して退場すれば何かが変わるのは当然なのである。むしろデジモンを通過していない人はどういう反応になるのか気になるが、そういう事例を知るサンプルが少なすぎたのでそれはまたの機会に。
●『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』TOHOシネマズ
大人になるって大変だ。オープニングの「butterfly」で泣いてしまう私はそれ以前の問題かもしれないが。アニメの連発にうんざりしていたとしてもこの劇場は大事なものになる。最初の映画、テレビシリーズ、僕らのウォーゲームそれぞれを懐かしむシーンやBGMもあり観ていてワクワクしてくるのですがそれがそれ以上のものになってこちらの脳に押し寄せる時、あなたは何を抱き、感情がどこへ転がるのか。それが大切なこと。