ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち｜危険な無料動画は無し！【田中圭主演】

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1. 『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』のあらすじ
2. 『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』の感想（傑作？駄作？）

原題：ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち　／　日本（2021年）　／　日本公開：　／　114分　／　制作：　／　配給：東宝　

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『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』のあらすじ

選手ではない彼らの逆転劇。1998年長野五輪でのスキージャンプ団体の金メダル獲得を陰で支えたテストジャンパーたちの知られざる実話を、田中圭の主演で映画化。『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』のプロデューサーは宇田川寧、辻本珠子、刀根鉄太。監督は飯塚健。土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒、落合モトキ、菅原大吉、八十田勇一、濱津隆之、古田新太、大友律、狩野健斗、山田英彦、加藤斗真などが共演する。スキージャンパーの西方仁也は1994年リレハンメル五輪の団体戦で日本代表を牽引するが自分の全力を出すべく奮闘したものの惜しくも金メダルを逃し、次を狙うことになる。しかし、長野五輪での雪辱を誓うも腰の故障により代表を落選してしまい、アスリートとしての未来はそこで幕を閉じてしまうことになる。それは自分のそれまでの努力が満たされないという最悪の結果だった。悔しさに打ちひしがれる中、代表に落選した西方をテストジャンパーに誘ってきた神崎幸一によって思わぬ道が開ける。競技前にジャンプ台に危険がないかを確認するテストジャンパーという新しい居場所。その役割で長野五輪への参加を依頼された彼は、裏方に甘んじる屈辱を感じながらも、これしかない現状を理解しつつ、それぞれの思いを抱えて集まったテストジャンパーたちと準備に取り掛かる。妻の西方幸枝も陰ながら支えてくれる。高橋竜二はいつも笑顔な聴覚障害のあるテストジャンパーであり、その顔ぶれは個性が強い。そして五輪本番、世界はさまざまなアスリートの熱気で盛り上がっていた。1本目のジャンプを失敗した日本が逆転を狙う中、今度こそはミスできない緊張感に包まれる。しかし、猛吹雪によって競技が中断。このままでは普通には競技をすることはできない。実際にできるかどうかは入念なチェックが必要になる。審判員たちは「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら競技を再開する」という判断を下し、その重責は裏側にいた人物にいきなり圧し掛かってくる。日本の金メダルへの道は西方をはじめとしたテストジャンパーたちに託されることになり、ジャンプの成功を期待されるが…。物語の結末は『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』の動画からぜひどうぞ。

濱津隆之「スキー自体が初めてでまったく滑れなかったので、最初は震え上がりました（笑）。一発目は本当に怖かったけれど、撮影当日に現場で何度かやっていくうちに慣れていきました。でもたとえワイヤーでつながれているとはいえ、恐ろしかったですね…」⇒ 引用：映画ナタリー

『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』の感想（傑作？駄作？）

フルムビバース独自ランク
E:3.9,F:3.9,Y:3.87
B（ベターな良作）「ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち」

●『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』無料ホームシアター　
コロナの公開延期でオリンピック・シーズンのお披露目を危ぶまれたわけだが、しっかり直前に滑り込ませている。映画関係者はどう思っているのだろうか。映画業界に規制を容赦なく入れてくれる理由の五輪を、映画がムード作りしているという二律背反。それも今の映画館の置かれている立場なのかもしれない。裏方の苦悩はまさに映画館スタッフがよくわかっている。この作品のタイトルをアナウンスする声が虚しくガラ空きの空間に響く。
●『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』フルヒノマルシネマ
邦画としてはなかなかの佳作であり、何とも言えないしっかりした感動を伝えてくる。スポーツは大衆を動かしやすいということなのか。普通のスキー中継で見られないほどの吹雪の中というのがあまりにないシチュエーションなので非常に面白い絵だと思う。日本の金メダルに日本中が沸いて「k点越え」という言葉もよくもわからずに流行したあの時代を思い出す。でもなんで夏のオリンピックにこの冬の競技にしたのだろうか。
●『ヒノマルソウル舞台裏の英雄たち』フリースキームービー
オリンピックの光と影を描くストーリーを感動としてパッケージングして違和感なくお届けするというプロの技。全員が「自分が失敗したら日本が金メダルを取れなくなる」という原田選手と同じようなプレッシャーを抱えることになってしまうという、私であればずっと吐き気がする緊張は映画から伝わってきます。冬のアスリートの中ではジャンプとフィギュアが花形なのでこの映画もそこをドンピシャで狙ってきているのはわかりやすい。